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2017年11月29日 (水)

本日、新刊発売

『忖度バカ』(鎌田實著、小学館新書)

モリカケ問題について、「丁寧に説明した」と安倍一強は言うが、
国会での答弁の様子を見るとまったくそうは思えない。
国民に何も説明されないまま、うやむやにしようとしている。
誤魔化せば誤魔化すほど、この国は「忖度」しだいで、政治を私物化できるという疑念が根づいていく。
タックスヘイブンの新資料パラダイス文書には、プーチン大統領と娘婿、側近らがかかわる国営企業も載っているという。
ロシア政府系天然ガス企業が投資ファンドを通して、バージン諸島にお金が流れている。
ロシア政府系銀行VTBやエネルギー企業が、ツイッターやフェイスブックに出資したという疑念が浮上している。
アメリカの大統領選では、ツイッターとフェイスブックを握ってしまえば思うままだ。
プーチンの意のままにならないCNNや巨大な新聞社は、「フェイク」と呼び、世論を洗脳していく。
とんでもない構造がある。

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忖度も、フェイクも、真実や正義を覆い隠してしまう。
そんな「忖度バカ」がまん延する社会にしないために、ぼくたちはどうしたらいいのか。
新刊ではさまざまな「忖度」のパターンを分析し、支配されない生き方を提案している。

新刊『忖度バカ』をぜひ、お読みください。

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