鎌田實の一日一冊(320)
「進化するアートコミュニケーション」(林容子、湖山泰成共著、インライン)
アメリカのコロンビア大学大学院で、日本人初の芸術運営管理学修士(MFA)を取得した林容子さん。
芸術活動を認知症ケアの現場に持ち込んだリ、チャレンジングな活動をしている。
湖山泰成さんは全国に事業展開する湖山医療福祉グループの代表。
福祉の現場に、なぜアートが必要なのか2人によって語られていく。
ケアを受けている人も、ケアする側もアートに支えられるのだ。
湖山グループが今のように大きなグループではなかったころ、諏訪中央病院に研修に来たことがある。
当時から諏訪中央病院は、地域との活動や庭造り、芸術作品の展示、病院コンサートなどに力を入れていた。
ヘルスケアの現場でのアートの役割は大きい。
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