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2017年12月16日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(367)

「憲法を武器として 恵庭事件 知られざる50年目の真実」
監督は稲塚秀孝。
仲代達矢が語りをしている。
恵庭事件とは、1962年、北海道の自衛隊演習所の近くで、酪農をしている兄弟が起こした事件。
演習の騒音のために、牛の乳量が低下し、流産が起きたり、家族も健康被害を受ける。
砲弾演習するときには事前に連絡すると約束していたにもかかわらず、
連絡なしで激しい演習が行われたため、兄弟は通信線を切断する。
恵庭裁判は、3年半、40回の公判が開かれた。
被告側は、自衛隊は憲法9条に違反と主張した。

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67年判決では「被告は無罪」としたが、自衛隊の憲法判断は回避され「肩すかし判決」と言われた。
裁判長は亡くなる前、家族にこう語っている。
「上から自衛隊の憲法判断はするな、と神の声がかかった」
上からの電話一本で、過剰な忖度が働いてしまったようだ。

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