今年の鎌田の本
つくばで講演したとき、販売に来てくれた近くの本屋さんから、
自分の書店の『忖度バカ』(小学館新書)の売り場に置きたいので、とサインを頼まれた。
忖度が過剰な人も、不足している人もいる日本社会。
これを「忖度症候群」と名付けて、鎌田流に病理の解説をした。
ここがとてもおもしろいと言われ、うれしかった。
振り返ると今年はよく本を出した。
『遊行を生きる』(清流出版)
『検査なんか嫌いだ』(集英社)
『カマタノコトバ』(悟空出版)
『「わがまま」のつながり方』(中央法規出版)
『人間の値打ち』(集英社新書)
そして『忖度バカ』(小学館新書)
内容も、医療や地域包括ケアの問題から生き方まで。
原稿を書きながら、イラクの難民キャンプにも2回行った。
とにかくよく働いた1年だった。
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