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2017年12月 1日 (金)

相撲界でも忖度?

相撲界の暴行問題は、まさに日本にまん延している病的な忖度ではないか。
土俵の外で、暴力が行われた。
それを示談にしてもみ消そうとしたことから、問題はこじれた。
相撲協会がこの時点で、きちんと決断していたらよかったのだ。
貴ノ岩は「先輩に対して忖度が足りない」ということで、暴行された。
そして、翌日、謝らざるを得ない空気にしている。
暴行された側が謝らなければいけないというのは、学校のいじめでもよくあるパターンだと思う。
大きな権力をもつ横綱が貴ノ岩に「もっと忖度しろ」という空気が、場を支配しているように思う。
白鵬を含めてそこにた力士は、加担していたと考えていいと思う。
こういうよどんだ空気は、暴力の温床になり、星の貸し借りという不正につながったりする。
日馬富士はとても立派な人間だと思う。
それでも、やってしまったことにはけじめをつけないといけない。
相撲協会は絶対に暴力を許さないという原則を、貫き通さなければいけない。

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11/29、鎌田實の新刊『忖度バカ』(小学館新書)が発売されました。
ぜひ、お読みください。

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