チョコに込めた思い
ぼくは日本テレビ系の番組「ニュース・エブリィ」で毎週木曜、コメンテーターとして出演している。
この番組では、ぼくがイラクの難民キャンプに行くときには同行取材して、
イラクで何が起きているか、ISがどんなことをしたのか、報告してきた。
11/30の「ナゼナニっ」というコーナーで、今年のチョコ募金キックオフイベントが紹介された。
イベントでは、チョコ募金を軌道に乗せ、目のがんで15歳で亡くなったサブリーンのことも映像としてまとめ、来場者にみてもらった。
サブリーンは亡くなる前、「私は死ぬけど、私のかいた絵がチョコ募金になり、イラクのほかの病気の子どもを助けることができる。私は幸せです」と言った。
15歳の少女にとって、ほかの病気の子どもたちを救うことができることが、希望だったのだ。
そのとき、同じように闘病していたもう一人のサブリーンがいた。
通称スースだ。
彼女は、卵巣がん再発を乗り越えて完治した。
そのスースがかいた絵は、今年のチョコ募金の缶にプリントされている。
病気を克服したスースの絵は活力に満ちている。
チョコ募金には、2人のサブリーンの思いが込められている。
病気で亡くなったサブリーンは最期、「私のことを忘れないでください」と言ったが、
その言葉を会ったこともない神野美伽さんがしっかりと引き受けた。
イベントでは、サブリーンの絵をデザインした着物と帯を披露。
神野さんの事務所では、このサブリーンの絵をTシャツにしてみんなで着ている。
このTシャツは、ご厚意で、JIM-NETから購入することができる。
ぼくが着ているのが、それだ。
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せひ、チョコ募金にご協力ください!
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