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2018年1月12日 (金)

運動を始めよう!

アメリカの論文で、ウォーキングをしている人は認知症の発症リスクが40%下がるというものがある。
歩きながら、さらにもう一つ脳を使うと認知機能の改善につながるというデータもある。
たとえば、ウォーキングしながら、100から3を引き続けていくとか、一人しりとりをするとか。
同時に違うことをするのが、脳の刺激になるようだ。
『ちょい太でだいじょうぶ』(集英社)を書いた10年前から、
ぼくは速遅(はやおそ)歩きがいいとすすめてきた。
科学的根拠は信州大学の能勢教授が「インターバル速歩」という言葉で、その効果を示している。
この速遅歩きの前に、鎌田式のゆっくりスクワットすると、運動効果や筋肉増強の点で効果的だ。
ぼくはこの正月の間も、常に体を動かし続けてきた。
一時は体重が80キロ近かったが、現在は72キロで安定している。
痩せることが目的ではなかったが、結果的に贅肉が落ちてきた。
Img004 運動することで脳細胞は活性化するか。諏訪東京理科大の脳科学者・篠原菊紀教授に検査してもらっているところ

100歳以上の長寿者(センチナアン)は、どうして長生きできるのか。
その要因として、慢性炎症の指標が低いというのが優位の差として出ている。
慢性炎症を防ぐには、野菜を食べること。
野菜に含まれる抗酸化力のある色素が慢性炎症を防いでくれる。
魚に含まれるEPAやDHAもいい。
反対に、糖質を多くとると、慢性炎症の原因となる。
食生活に気を付けながら、適度な運動で体を動かすことが、センチナリアンにつながる。

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