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2018年2月18日 (日)

ぼくの好きな思想家①

安藤昌益に興味をもっている。
江戸時代の医師で思想家である。
安藤昌益の会というのがあり、「直耕」という機関誌が送られてくる。
いまも安藤昌益信奉者が多いのがわかる。

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「自然真営道」という本を書き、農業の大切さを訴え、平等にこだわる。
安藤は、江戸幕府が封建体制を維持し格差社会をつくるために、儒教を利用してきたと主張。
儒教は、師の教えに背かないことなど秩序を重んじた。
小さなルールを守り、権力がつくるヒエラルキーを守る方向に働いた。
しかし、安藤は、もっと大きな宇宙を考えている。

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