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2018年2月10日 (土)

認知症に負けない生き方

佐藤雅彦さんからメールがときどき来る。
彼は50歳のときに若年性アルツハイマーと診断された。
61歳の今も一人暮らしでがんばっている。
その生活や想いを毎日ブログに書いて、更新している。
ぼくは彼と親しくしているが、名前も、写真も、どうぞご自由に使ってくださいと許可を得ている。
佐藤さんのいいところは、、認知症を隠さないこと、家に閉じこもらず、失敗を恐れず出歩いていること、
好奇心をもっていること。
特に、美術館に行くのが好きになって、よく見に行く。
そのうち、自分でも絵をかくようになった。
その絵は、賞をもらうようにまでなった。

Photo_3 佐藤雅彦さん(中央)の生き方には学ぶことが多い

最近、「満ち足りた生活を送るには」というメールが来た。
「ないものねだりはしない」
「小さな目標を立てて、達成感に浸る」
「好きなこと、楽しいことを見つけて実行する」
「自分には無限の可能性があると信じる」
いいなあ、と思う。
どれもこれも、だれにとっても、もちろん、ぼくにとっても、
大事な言葉だなあとすっかり感心してしまった。
そこには、認知症を進行させないヒント、認知症に負けない生き方のヒントがあるからだ。

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