日本一おもしろい本屋さん
4月9日、南相馬市の小高地区にフルハウスという本屋さんがオープンする。
作家の柳美里さんが、
旧警戒区域を「世界一美しい場所」にするとはじめたプロジェクト。
小高駅から1分のところにあり、
夜、学校帰りの中高校生が電車を待つ間、安全に過ごせるようにしたいと、
本を読んだり軽食を食べたりできるようにする。
ぼくは5月に出す『曇り時々輝く』という本を出すが、
そのなかにこの本屋さんを「日本一売れない本屋さん」と書いた。
しかし、柳美里さんは自信満々。
店員の仕事の修行をして、成功したら裏に蔵を改造したバーを開く。
さらにもともとポンプ屋さんだったところを劇場にするのが夢だ。
本屋さんの棚には、鎌田の「もしもぼくが10代にもどったら絶対に読みたい本20冊」というコーナーができる。
もちろん、その横には鎌田の新刊本も。
有名な作家たちも、それぞれ自分がすすめる20冊のコーナーをつくっている。
日本一おもしろい本屋さんができそうだ。
今回は、JCFのスタッフ3人が、福島支援の一環としてこの本屋さんの改築費用を寄付するためにやってきた。
JIM-NETのチョコ募金の一部も、柳美里さんの子ども支援のために使ってもらう。
柳美里さんの大きな夢が達成したらいいなと思う。
5月か6月には鎌田が柳美里さんと対談ライブをする予定。
| 固定リンク