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2018年4月26日 (木)

「人間の値打ち」が入試問題に

鹿児島県の県立高校の国語の入試問題に、
昨年秋に出した『人間の値打ち』(集英社新書)が取り上げられた。
AIと人間を比べた文章。
地球環境をよくするためにどうしたらいいかという問いに、AIは「人間がいなくなること」と答えるだろう。
AIほどきっちりした「正解」を見つけられなくても、人間は「別解」を見つけることができる。
その「別解力」というのが大事だ。

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エチオピアで発見された318万年前のアウストラロピテクス“ルーシー”には、
上腕骨に骨折したあとが見つかった。
我々のご先祖さまは、木から降りて直立歩行をするようになった。
骨折は、木の上で生活する能力がなくなって、木から落ちたものとみられている。
いろいろな能力を退化させながら、ある方向に進化してきたのである。
人間は「進化」の旅の途上で、途方に暮れているように思える。
人間の価値が見えにくい時代だからこそ、人間臭さの復興が大事。
AIに「要らない」といわれてしまうような人間のどこに価値があるのか。
人間の値打ちを見つめ直ししながら、考えていきたいと思う。
--そんな文章だ。

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