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2018年4月12日 (木)

リビングウィル

日本尊厳死協会から「リビング・ウィル受容協力医師」という認定証が送られてきた。
ぼくは長年、医師として患者さんの死にかかわりながら、
治療の自己決定の大切さを痛感してきた。
「自分の命は自分で決める」ということを、外来や緩和ケア病棟はもちろん、講演や本などいろいろな機会で語ってきた。
死はだれにでもやってくる。
それは避けることができないが、死に方は選ぶことができる。
自分がどんな死に方をしたいのか考える第一歩は、胃瘻や人工呼吸器をつけるかどうか。

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先日、外来に北陸から来た85歳の悪性リンパ腫の男性が、セカンドオピニオンを求めに来た。
主治医から抗がん剤治療をすすめられているが、本人は「痛いことはもういやだ」「手術も抗がん剤治療も受けたくない」という。
付き添いの奥さんと息子さんも、本人の気持ちは理解していたが、本当に治療を受けなくてもいいのか迷っていた。
だが、外来で意思を確認し合うことができ、納得したようだ。
治療をするしないの選択も、あいまいなままするのではなく、きちんと自己決定することが大事なのだ。

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