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2018年5月10日 (木)

洞窟の手形

スペインのアルタミラ洞窟は、洞窟壁画で有名。
世界遺産であり、現在、洞窟は非公開になっている。
そこから数十キロ離れたところにあるエル・カスティージョ洞窟に行ったことがある。
今は世界遺産なって見学が制限されているようだが、当時はまだ入れた。

Dsc05728

ここにある壁画は、数万年の人類の祖先が残したといわれている。
まだ、文字がなかった時代、「おれはここに生きている」と主張するように手形が残っている。
手を岩に置いて、上から絵具を吹き付け輪郭を浮かび上がらせている。
単に手に絵の具を塗って、ペタンとつける方法より手がこんでいる。
そんな手のプリントを見ていると、不思議な気持ちになる。
なんのためにこんな手形を残したのか。
ぼくには、「おれ」という自我が表現されているように思える。
他者を大事にする前に、まず自分が存在しているということが大事なのことなのだ。

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