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2018年6月16日 (土)

鎌田塾

長野県の健康づくり運動は、地域の住民とともに進めてきた。
なかでも食生活改善推進委員、通称「ショッカイさん」たちが広めてきた健康食の役割は大きい。
鎌田塾は、そんな健康食を一緒に作り、食べながら、地域の人と医学生、研修医たちが仲良くなる会だ。
今回は、茅野市内の玉川地区コミュニティーセンターで、ショッカイさんから研修医たちがたくさんの料理を教わり、約60人でおいしくいただいた。

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並んだ料理は、鯉の丸煮、具たくさん味噌汁、塩イカ、セロリのミソマヨ、たらの芽のてんぷら、馬刺し、高野豆腐・・・・。
寒天料理は7種類もつくられたが、なかにはイナゴを入れた寒天なんていう珍しいものも。
長野県の健康づくりは、「我慢」や「ただ痩せるためのもの」ではない。
タンパク質と野菜をしっかり摂って、おいしく食べ、歩け歩け運動など適度な運動をしながら、平均寿命を延ばしてきた。
そうした地域の歩みを、毎年、若い医師や医学生たちに伝え、育ててくれるショッカイさんや地域の方たちには本当に感謝である。

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