« 材木屋さんの応援団 | トップページ | お知らせ »

2018年7月14日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(389)

「男と女、モントーク岬で」
カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した「ブリキの太鼓」で知られるドイツの名匠シュレンドルフ監督の作品。
主役は、ニーナ・ホス。
「東ベルリンから来た女」に出ていた魅力的な女優だ。
ベルリンの壁を越えていく女性医師の話。
林のなかを自転車に乗る光景の美しさは、今も忘れられない。

Photo_4

有名小説家が昔、恋した女性と過ごしたモントーク岬。
ニーナ・ホス演じるレベッカと17年ぶりにドライブをする。
17年前に何があったのか、17年間どうしていたのか、次第にわかってくる。
レベッカは弁護士となり、小説家と別れた後、新しい恋人と一緒に生活した。
しかし、そのパートナーが突然、亡くなって、魂がパートナーのところへいってしまった。
17年ぶりに小説家と海岸を歩く彼女は、まるで「幽霊」のよう。
だが、再会したことで、それぞれスタートを切ることができる。
とても素敵な映画だ。

|

« 材木屋さんの応援団 | トップページ | お知らせ »

映画・テレビ」カテゴリの記事