鎌田劇場へようこそ!(389)
「男と女、モントーク岬で」
カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した「ブリキの太鼓」で知られるドイツの名匠シュレンドルフ監督の作品。
主役は、ニーナ・ホス。
「東ベルリンから来た女」に出ていた魅力的な女優だ。
ベルリンの壁を越えていく女性医師の話。
林のなかを自転車に乗る光景の美しさは、今も忘れられない。
有名小説家が昔、恋した女性と過ごしたモントーク岬。
ニーナ・ホス演じるレベッカと17年ぶりにドライブをする。
17年前に何があったのか、17年間どうしていたのか、次第にわかってくる。
レベッカは弁護士となり、小説家と別れた後、新しい恋人と一緒に生活した。
しかし、そのパートナーが突然、亡くなって、魂がパートナーのところへいってしまった。
17年ぶりに小説家と海岸を歩く彼女は、まるで「幽霊」のよう。
だが、再会したことで、それぞれスタートを切ることができる。
とても素敵な映画だ。
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