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2018年8月

2018年8月14日 (火)

高校生のリーダー養成塾

福岡県宗像市で行われている「日本の次世代リーダー養成塾」、
昨年に続いて講演してきた。
熱い志をもつ高校生たちが集まった。
一時間の講演のあと、30分のディスカッション。
30人近い高校生から手があがり、おもしろいディスカッションができた。
いい大学に入るために覚え込ませることよりも、考えてディスカッションする力を養成することは大事なことに思える。

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この2週間の養成塾の最後は、92歳でマレーシアの首相に返り咲いたマハティールさんの講演だ。
770億円の賄賂を海外から迂回して受け取った疑いがかかっているナジブ首相と闘って、国民の信頼を勝ち取った。
そんなマハティールさんはリーダー養成塾を気に入って、なんと国の有力者50人を連れてやってきた。
マレーシアなど東南アジアに中国が進出していることに対して危機感をもち、
日本との関係を構築しなおしたいと考えているようだ。
その気にさせたのは、若者の真面目な姿勢。
そこに日本の未来を感じ取っているのだと思う。

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2018年8月13日 (月)

お知らせ

「PHP特別保存版10月号」
かつて俳優の児玉清さんと、「心をあたためる言葉をもとう」というテーマで対談をしました。
不安ばかりに目を向けないで、あるときは精一杯がんばったり、あるときはふっと力を抜いてみたり。
そういうふうにしないと人間は生きていけない、と鎌田は述べています。

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いい言葉は心を強くするとして、
「ときには下る勇気をもってみること。下ることを恐れずに歩いてみること。それがまた上る力を与えてくれるのだと思う」という言葉もあげています。
心の強い人の心理習慣、ぜひ読んでみてください。

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2018年8月12日 (日)

豪雨被害の総社市へ

西日本豪雨で被害を受けた岡山県総社市にさださましさんと支援に入った。
大変な被害を受けた地域だが、以前から避難訓練が行われ、
ボランティア意識を高める福祉活動が行なわれている地域で、お互いの助け合いが行われていた。
全国からの支援物資も、被災者が自由にもらうことができる。
足りないものをSNSで発信すると、全国の人が協力してくれる、と社協のスタッフも感謝していた。

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隣の倉敷市真備町では、広範囲に水に浸かり11のうち10の医療機関が浸水。
中心的な真備記念病院も使えなくなってしまい、仮設の診療所で診察していた。
地域の薬局もほとんどが浸水し、一時は薬の供給に困ったようだが、今は診察ができ薬が出せるようになった。
厳しい状況のなかで、いろんなことが行われていることがわかった。

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豪雨災害の被害の傷は大きく、まだまだ支援は必要だ。
9/23には、さだまさしさんと再度、支援に入る計画をしている。
ぼくは、避難生活のなかで健康を失わないようにするための健康の話をし、さださんはミニコンサートをする。
避難生活では炭水化物が多い食事に偏りがちだが、
茅野市のステーキハウスが、ステーキ丼やうな丼、コンテストで世界一になったソーセージを使ったホットドッグなどを持って支援に入ろうと考えている。

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2018年8月11日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(391)

「ライ麦畑で出会ったら」
若者のバイブルだったサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」のオマージュのような作品。
小説の原題「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は、「ライ麦畑の捕手」とも訳されたことがある。
ライ麦畑でゲームをしている子どもたちが、がけから転がり落ちそうになっときに捕まえるのが、自分のやりたいことだと主人公は語る。

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映画の主人公も、小説の主人公と同じようにドジで自分の生き方を見つけられない。
「ライ麦畑でつかまえて」を心の支えにしている主人公ジェイミーは、「ライ麦畑」を芝居にしたいと考え、サリンジャーに許可をもらいにいこうとする。
隠遁生活を送る作家を探すロードムービーでもある。
初恋も芽生えていく。
ちょっとグッときてハラハラする、さわやかな青春映画だ。

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2018年8月10日 (金)

お知らせ

ベイエフエムの「東京ガス キュリオスハマジ」に出演します。
モデルでタレントの浜島直子さんがDJを務める番組。
鎌田の近刊「曇り、ときどき輝く」(集英社)を読み込んでいてくれて、おもしろい話ができました。

Img_0676 浜島直子さんと

出演は、明日8月11日と、18日の午前11時から
二回にわたって出演します。
ぜひ、お聞きください。

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2018年8月 9日 (木)

「新版へこたれない」発売

本日、文庫の「新版へこたれない」(光文社)が発売されます。
「おそれない」「悩まない」「へこたれない」「欲張らない」という言葉を使いながら、
新しい生き方の提案をしています。

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『新版へこたれない』(光文社知恵の森文庫、640円税別)

2009年に出版した「へこたれない」(PHP研究所)を編集し、写真も全面的に新しくしました。
岐路に立ったとき、どんな選択をするか。
大切な人を看取るとき
自分自身が最期を迎えるとき
どんな生き方をするか。
ヒントになるような具体的な話を書いています。
ぜひ、読んでみてください。

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2018年8月 8日 (水)

いつも波を起こそうと考えてきた。
患者が来ない病院に、どうしたら患者が来るようになるか。
不健康な地域を、どうしたら健康で長生きの地域にすることができるか。
鎌田流の発想を、「鎌田塾」では若い医師たちに伝えるようにしている。
食生活改善推進委員のオバちゃんたちが応援してくれて、おいしい食事をつくってくれ、
みんなでそれを囲みながら勉強会をする。

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開かれた病院にしたいと思った。
時間的にも、空間的にも、内容的にも開かれていることを目指した。
町の人が来やすい病院にしようと思って、ボランティアを大事にしてきた。
グリーンボランティアがつくってくれる美しい庭は、季節ごとにすばらしい表情をみせてくれている。

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病院のスタッフも町へ出て行き、町の人も病院に来やすくなるような関係づくり。
そうやって病院と町が一体となって変わっていく。

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御柱祭りは、病院と町が一体となるいいチャンス。
メドデコにも乗せてもらった。
最近は高木先生ら何人かのスタッフが御柱に乗せてもらっている。
長い時間のなかで、本物のネットワークができてきているように思う。

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2018年8月 7日 (火)

地域包括ケアEXPO

医療と介護の総合展 メディカルジャパン東京 会場:幕張メッセ






地域包括ケア EXPO 基調講演 (鎌田實)

 2018年9月12日(水) 13:00 - 14:30

 地域包括ケアのあるべき姿とは?
「夢のある地域包括ケアをどうつくるか」 ~それぞれの「わがまま」をつなげる~

主催:リード エグジビション ジャパン株式会社 お申込み受付中

地域包括ケアシステム実現に必要な「連携ICT」「生活支援サービス」「介護予防製品」が一同に出展する専門展で、鎌田が基調講演をします。

来場には招待券が必要です。

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2018年8月 6日 (月)

佐賀で健康長寿実践塾

佐賀に一泊二日し、2つ講演した。
佐賀では年3、4回の予定で、鎌田の健康長寿実践塾をはじめた。
健康づくりのための具体的な情報を学び、みんなで体操やスクワットをしたり、
鎌田の味付け卵、具沢山みそ汁などを実際に作ったりしている。
これからは、健診データとリンクさせてどのように成果がでたかを評価していく予定だ。

Img_0685 佐賀城のお堀の朝焼けがきれいだった

佐賀新聞にも、月一回、健康づくりのための情報を連載している。
佐賀を健康長寿日本一にようと思って、通い続けている。

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佐賀にはおいしい野菜や魚がいっぱい。
今回は、うなぎのせいろ蒸しのお弁当を食べたが、ひつまぶしに近く、ご飯がふわふわでおいしかった。

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2018年8月 5日 (日)

手を差し伸べる

東日本大震災の直後、保育園に通っている子どもたちに絵本の読み聞かせに行った。

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絆診療所では、8回ほど健康講演会をしている。
仮設住宅などで暮らしている人たちの健康を守るためだ。

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32年前、チェルノブイリ原発事故で消えた都市プリピャチは今も廃墟のままだ。
無人の都市を訪ねると、文明の選択はこれでいいのだろうか、と考えさせられる。

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支援に行くということは、常に考えさせられることだ。
そして、これでいいのか、これでいいのか、と迷いながら、
少しでも明るい未来を見つけること。
これからも困っている人のいるところへ通い続けたいと思う。

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2018年8月 4日 (土)

診察風景

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42年ほど前、27歳のぼくが内科の外来の診察をしているところだ。
「がんばらない」という本で、ぼくのオチンチンを触るおばあちゃんのことを書いた。
そのおばあちゃんの後ろ姿だ。
声が大きくて元気なおばあちゃんだった。
でも、家では寂しかったのだと思う。

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現在、イラクのダラシャクランの難民キャンプで、心臓病の子どもの経過観察をしている。
病状が変化すれば、都市の専門医に紹介状を書き、受診できるように手配する。
それがぼくの役割。
そして、ミルクを渡し、きちんと成長していけるようにすること、
お母さんの心を支えることも大事な役割だ。
ぼくがかぶっている帽子はお母さんが作ってくれたものだ。

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2018年8月 3日 (金)

イラクのスーク

イラクでは、ハチミツやナッツがよく売られている。
水飴を使ったべとべとした甘い菓子は、男たちが大好きだ。
40度を超す暑さのイラクでは、この甘さが意外とおいしいのだ。

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肉屋が多い。
肉のスープやヒヨコ豆のコロッケが人気だ。
どちらもおいしい。

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豚は食べない。
牛も食べることは少ない。
圧倒的に多いのは羊料理だ。

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2018年8月 2日 (木)

難民キャンプの生活

イラクの各地の難民キャンプの様子。
ぼくが行くたびに診察している心房中隔欠損の子ども。
経過観察中だが、うまく成長してきている。
お母さんとも仲良くなった。

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キャンプに入れない人たちが、金網越しに、キャンプの中にある市場で商品を買っている。

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中東の男性は床屋が大好き。
難民キャンプでもすぐに即席の床屋ができて、行列ができる。
かっこいいひげをつくり、頭をきれいに剃り上げる。

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難民キャンプのなかの道は人であふれる。
日本人を見つけるとわっと集まってくる。

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2018年8月 1日 (水)

新星に期待

唐組芝居にスターが生まれそうだ。
大鶴美仁音は、何度か芝居を見て来たが、舞台の空気を引っ張っていく素質があるなと思っていた。
だが、唐組61回公演「吸血姫」で花が咲いたようだ。
体当たりの演技が、芝居の勢いを増していく。
美しくて華がある。
舞台女優として大成しそうな予感。

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Ich_0835 唐組61回公演「吸血姫」から(撮影・清水博純氏)

もう一人は大鶴佐助。美仁音の弟だ。
彼のことは小さいときから知っているが、舞台に立つと唐十郎を思わせる。
唐十郎は台本を書き、監督をし、主演俳優でもあった。
かつて状況劇場の仲間である不破万作、四谷シモン、麿赤児、李麗仙、根津甚八、小林薫など、そうそうたる役者のなかでも、
唐十郎は役者として輝いていたが、大鶴佐助は唐十郎のように大きな俳優になっていく可能性がある。
舞台に立っていると、大きい体がもっと大きく見える。
存在感のある役者になりそうだ。
秋の唐組公演が楽しみである。

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