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2018年8月27日 (月)

ライフジャケット

興味深い研究論文をみた。
東日本大震災ではたくさんの人が亡くなったが、
原因は地震による津波。
そして、その死因は溺死である。
元武蔵野赤十字病院外科部長の栗栖茜(くりす あかね)さんは、
津波によって発生する渦にのみ込まれると水中にひきずりこまれ、水面に出ることができずに溺死すると推定。
海洋研究開発機構などのいくつかの研究チームと合同研究を行った。
ライフジャケットをつけた人形と、ライフジャケットをつけない人形の様子を、人工的な津波を起こして実験した結果、ライフジャケットをつけない人形は、水面下1mのところへ引っ張り込まれた。
しかし、ライフジャケットをつけていると、水面に頭が出るので呼吸ができる。

Img_0119

そこで、栗栖さんたちは、次のように結論づけている。

津波から助かるには、
1に、津波てんでんこ
2に、ライフジャケット
まずは、高台に逃げることが肝心だが、沿岸部で津波が来るスピードが速い場合は、
ライフジャケットをつけていることで助かる命があるという。
防災用品のなかに、ライフジャケットが用意される時代が来るかもしれない。

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