縛らない看護
3Dチームの回診に加わらせてもらった。
3Dとは、デプレッション(うつ)、ディメンチア(認知症)、デリリウム(せん妄)の患者さんの頭文字。
これらの患者さんは入院中に混乱することが多い。
歩き回ろうとしたり、点滴や鼻のチューブを勝手に抜こうとしたりすることがあり、病院などでは患者さんの安全を守り、必要な医療行為をするため、手を固定するなどの抑制が行われてきた。
しかし、抑制は患者さんの尊厳にかかる問題。
3Dチームは、医師や看護師らが病棟をラウンドし、無益な拘束が行なわれていないか、改善するにはどうしたらいいかアドバイスしたり、改善のために取り組んでいく。
諏訪中央病院は、9/22に伊勢崎市文化会館にて開かれる全国抑制廃止研究大会に参加。
縛らない看護を目標に、患者さんにとって何がいちばん大切なのかを考えることは、とても大切な課題だ。
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