2015年までの命と言われていたドクター中松。
がんを克服して、90歳を超えた。
「新版へこたれない」(光文社知恵の森文庫)は、ドクター中松の話を大きく書き換えた。
彼が患った前立腺がんのタイプは、珍しいがんで、予後もよくない。
そんながんを克服したドクター中松は、
「愚痴を言わないこと」「幸運を期待すると運がやってくる」など、
運を引き寄せようとする。
「賢いものは機会を見つける以上に、機会を多くつくる」
運をじっと待つではなく、運がまわってくるように機会をつくることが大事。
書き換えには苦労したが、運を切り拓くというドクター中松の姿勢は、大いにヒントになると思った。