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2018年12月

2018年12月11日 (火)

今年も金時みかん

四国から金時みかんが送られてきた。
すぐに犬養兵衛さんからだと思った。
見るだけでも美しい、おいしいみかんは、犬養さんが毎年送ってくれていた。

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1987年、朝日新聞阪神支局が、目だし帽の男に銃撃された。
1人の記者が亡くなり、犬養さんは200以上の散弾銃の弾を被弾した。
弾があと2㎜ずれていたら心臓に当たっていたという状況で、奇跡的に助かった。
右の第4指と第5指はこのとき失った。
その後、彼は復帰して、諏訪支局長として赴任した。
おそらく50発くらいの弾を体内に抱えたまま、記者として仕事をしていた。
ぼくの外来に通うようになり、つきあいが始まった。
教養のある人で、世の中のいろんな動きについて語り合った。
穏やかな人だった。
蓼科が気に入っていたが、年をとり、あたたかいところがいいといって、四国に帰っていった。
犬養さんは、今年1月亡くなったが、理不尽や不条理のなかで、必死にていねいに、やさしく一日一日を生きた。
今年はご家族が送ってくれた金時みかんを食べながら、犬養兵衛さんを思いたい。

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2018年12月10日 (月)

鎌田版「アリとキリギリス」

『かまた先生のアリとキリギリス』が童心社から発売されました。
  脚本 鎌田 實
  絵 スズキ コージ

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鎌田の初めての紙芝居です。
イソップ物語の「アリとキリギリス」は働くことの大切さを教えていますが、
今の子どもたちが希望をもてるような物語にしたいと、この紙芝居ができました。
友情の大切さや他者を理解することの大切さ、見えないところで努力することの大切さ、
夢と希望をもつことの大切さをえがいています。

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絵は、スズキコージさんの迫力のある作品。
子どもたちはもちろん、大人もひきつけられてしまいます。
『かまた先生のアリとキリギリス』
ぜひ、今年のクリスマスプレゼントにいかがですか。
紙芝居なので、絵本の読み聞かせをしている人にもおすすめします。

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2018年12月 9日 (日)

博多、仙台、角田・・・

相変わらず、全国を駆け回っている。
博多で講演し、鮨そえ島というところですしを食べ、

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ぼくの本のファンと言われたので、色紙にサインした。
その後、空港でスーラーメンと餃子。

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飛行機で仙台へ飛んで、午前中、ホームホスピス全国合同研修会で、「命の輝きを支える」と題して講演した。
その後は、宮城県の角田市に行き、虹の園の35周年のお祝いの講演をした。
ぼくは虹の園の応援団長。
毎年、カレンダーの題字を書いたりしている。
いま虹の園には160人の障害のある人が働いている。
給料は2万8000円だが、将来的に4万5000円まで出せるようにしたいとがんばっている。
給料が4万5000円あれば、障害年金と併せ、自立することができる。
来年も、応援に行く約束をした。

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2018年12月 8日 (土)

お知らせ

明日12月9日の「これでわかった! 世界のいま」(NHK総合、午後6時05分~)で、
チョコ募金とJIM-NETの活動について、少しだけですが、放送されることになりました。

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いろいろなマスコミに取り上げてもらっておかげで、
チョコレートは6万4000個、ポストカードは1300セット申し込みをいただました。
ありがたいことです。
チョコ募金の申し込みはこちら↓

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2018年12月 7日 (金)

良質なえごま油が商品に

「角田の恵 えごま油」が製品化された。
平成27年7月に、ぼくが「心豊かな町づくり 命・健康・生きがい・助け合い・絆を考える」というテーマで講演したとき、えごま油はオメガ3系の油で体にいいという話をした。
それを、虹の園の理事長の湯村さんが聞き、
郡山女子大学の郡司先生に栽培と抽出方法を教わり、製品にした。
ぼくは、ラベルの揮毫を頼まれた。

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「角田の恵 えごま油」は100g1300円(税込み)
えごま油は、血液をさらさらにするオメガ3系のいい油の代表選手だ。

虹の園は、障害のある人たちの就労の場をつくる活動を続けている。
障害のある人たちがえごまを栽培し、品質のすぐれた油にした。
彼らへの応援にもなり、健康にも導いてくれるえごま油。
ぜひ、虹の園からご購入ください。

本格的な販売は来年1月から。
問い合わせは、社会福祉法人臥牛三敬会 虹の園
0224-63-1481へ

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2018年12月 6日 (木)

新刊「脱・呪縛」

10代の人たちに向けて、
「脱・呪縛」(理論社)という本を書いた。
10代はどんなことに関心をもっているのか調べているうち、
欅坂46の歌が好きになった。
不動のセンターである平手友梨奈は、なんだかわからない魅力にあふれている。
忖度は一切なし。
自分はアイドルなんてやってない、という匂いをぷんぷんさせている。
その平手が、「響」という映画に出た。
これがなかなかおもしろい。
漫画の実写化で、主人公の天才少女作家は芥川賞と直木賞を同時にとってしまったりする。

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ぼくはこの本のなかで「偏差値」ならぬ「変さ値」が大事だと書いた。
ユニークで、唯一無二であることは尊い。
「脱・呪縛」はもうすぐ発売されます。
ぜひ、お読みください。

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2018年12月 5日 (水)

南へ、北へ

毎日、全国を飛び回っている。
渋谷のセルリアンタワーで、約600人に講演した後、飛行機で水俣へ。
もやい直しセンターで「これからの地域包括ケア」と題して講演した。

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終わるとすぐに新幹線で福岡へ出て、トンカツとカキフライで腹ごしらえ。
翌日いちばんの飛行機で乗り継ぎしながら、札幌で講演した。
札幌は雪。

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そこからまた九州へ戻って佐賀で講演した。
一日で4本、飛行機に乗った。
夜10時近く佐賀空港に着くと、ドラッグチェーンミズの溝上会長が迎えにきてくれた。
この人にホレてしまった。
地域のために、人のために一肌脱ぐ姿勢がかっこよく、この人にくどかれて、佐賀通いが始まった。
ときどき熱い人間に出くわすと、うれしくなる。

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2018年12月 4日 (火)

佐賀で健康長寿実践塾

佐賀県で「鎌田實のがんばらない健康長寿実践塾」というのを開催している。
佐賀市文化会館大ホールで1000人近い人たちが集まった。
今回は、県知事も来場してあいさつをしてくれた。
ぼくと佐賀県との付き合いは、3年ほど前から。
ウォーミングアップのために、毎年1、2回、佐賀県に通い、住民の反応をみてきた。
佐賀新聞でも現在、毎月1回、健康についての連載もしている。

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ぼくが佐賀県に行けないときには、県内に約80店舗あるミズというドラッグストアで、
料理教室や健康測定会、カフェ、カラオケなどを行い、健康の意識を高めている。
ほとんど塩分ゼロに近い鎌田流味付け卵は好評。
ゆで卵をウーロン茶で色を着け、数滴のめんつゆをたらすだけ。
12月の料理教室では、一人暮らしの男性にも参加してもらい、佐賀風お雑煮と豆乳入りお雑煮などのつくり方を紹介する。
野菜たっぷりで、たんぱく質をとれるようにするのが目標だ。
今後は、西九州大学とタイアップして、データを分析してもらいながら、
どうやって行動変容が起こせるかを調査しようと思っている。

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2018年12月 3日 (月)

チョコ募金にご協力を

JIM-NETでは、小児がん病院の敷地内に、JIM-NETハウスをつくりました。
がんの治療を受ける子どもたちが安心して、親と過ごしたりできるようにするためです。
チョコ募金は、そんな子どもたちの支援や薬代になります。

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今年のチョコ缶のイラストは、「戦場のたんぽぽ」。
荒れた地にも力強く咲き、綿毛を飛ばすたんぽぽを、子どもたちが描いてくれました。
中身は、おいしく安全な六花亭のチョコレートです。

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チョコ募金にご協力をお願いいたします。
詳しくはこちら↓

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2018年12月 2日 (日)

心を支えた言葉

山形県鶴岡市へ、緩和ケア市民公開講座の講演に行った。
1000人のホールはほぼ満員だった。
十数年前につくられた庄内緩和ケア推進協議会では、地域で生と死を勉強する会をしてきたという。
今回は「あなたの心を支えた言葉」を募集したところ、いろいろな言葉が寄せられた。
「よくここまでやってこれたなあ。
あなたがいたから、おれもがんばってこれた。
あなたのおかげ。
ありがどよ」
これは、68歳の女性が夫から言われた言葉だという。
18年前、脳腫瘍の手術をし、復職したものの一年後再発。
左不全まひと高次機能脳障害になった。
夫婦二人三脚で苦楽をともにしてきた。

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「あ~今日もいがった!」
と書いてくれたのは、63歳の女性。
母親が一日農作業をして、帰ってくるなり口癖のように言っていた言葉だという。
一日の充実感がぎゅっと集約されている。
鎌田賞を出したのは、こんな言葉だ。
「みなさん、どうもありがとう。
それでは、みなさんさようなら」
今年、94歳で亡くなった母親が、亡くなる1週間ほど前に看護師さんに手に振って言った言葉だという。
すばらしい生き方だと思う。
いい生き方、死に方には、いい言葉があふれている。

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2018年12月 1日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(407)

「ボヘミアンラプソディ」
文化放送の「日曜はがんばらない」で映画を取り上げるために、この映画を見て来た。
とにかくおもしろい。
すごい映画。
クィーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記ドラマ。

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彼は、HIVに感染していることをバンドメンバーに告白する。
家族との関係はよくなったが、最後の挨拶にも行った。
父親からいつも非難されていたが、これからアフリカの飢餓を救うためのライブエイドに参加するというと、父親ははじめて彼を抱きしめた。
「よき思い、よき言葉、よき行動が大事」が父親の口癖だった。
ライブエイドには7万5000人が集まった。
その映像が21分間続く。
「ウィー・ウィル・ロック・ユー」や、「ウィー・アー・チャンピオン」は圧巻だ。
移民のマイノリティーであり、ゲイであり、孤独だったフレディ・マーキュリー。
大ヒットした「ボヘミアン・ラプソディ」が胸に響く。

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