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2019年1月 2日 (水)

目標は貯筋

ぼくの今年の目標は、昨年に引き続き、「貯筋」です。
昨年は、講演などで全国を歩き回わるなか、時間をつくり、ジムに通い、
筋肉を強化してきました。
ジムに行けないときには、スクワットやかかと落としをやって、太ももやふくらはぎの筋肉を刺激しています。
鎌田のスクワットは、スロースクワットです。
腰を落とす、上げるという動作を4段階に分けてゆっくり行います。
鎌田式かかと落としは、かかとをストンと落とすだけでなく、つま先を上げるのが特徴。
ふくらはぎだけでなく、前脛骨筋も鍛えられます。

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こんな運動を続けてきた結果、体型が変わりました。
おなか周りが少し減って、胸囲が大きくなり、上腕はパンパンになってきました。
お陰で、以前作ったスーツも作り直すことになりました。

一般に、加齢とともに筋肉は減っていきますが、
減り過ぎてしまうと、活動範囲が狭くなり、活動量が減ってしまいます。
すると、ますます筋肉が減り、フレイル(虚弱)になるという悪循環に陥ります。
65歳を過ぎたら、「指輪っかテスト」で、自分の筋肉量を知っておくことをおすすめします。
両手の親指と人さし指で輪っかをつくり、ふくらはぎのいちばん太いところを囲みます。
指が届かない場合は、ある程度、筋肉量があるという目安になります。
指が届いたり、指が重なったりした場合は、運動や食事で筋肉を太くすることが、健康長寿につながるでしょう。
集英社から、鎌田式のかかと落としやスクワットの本をつくってほしいと言われ、
すでに原稿づくりを始めています。
世の中に、「貯筋」の風が吹いているように思います。

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