10代の子どもたちへ
『脱・呪縛』(理論社)を読んだ高校生から、こんな手紙をもらいました。
欅坂46が好きという女子高生です。
「「一度でも死にたいと思ったことがある君へ」のところは、読んでいて涙が止まりませんでした。
たしかに誰かにかけてほしかった言葉は、この著書のなかにありました」
「つらいことが重なっても、自死を考えることを止め、
自分なりの解決法と道を探そうと思いました。
自死を考えていた私に、生きることの大切さを教えていきただきました。
私は将来、私と同じような思いをしている人に寄り添える人間になりたいです。
ありがとうございました」
この女子高生のお母さんは、学校に行けなくなった彼女のことを心配していました。
同じ思いをしている親子に、この本を回覧しているといいます。
ある中学校の先生からも、「全国の中学、高校に一冊あるといい」と感想を言ってくれました。
ぼくは、生きづらい時代を生きている子どもたちを思って、この本を書きました。
こんなお手紙をもらうと、苦労して本にしてよかったなと思います。
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