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2019年2月25日 (月)

災害時の協力体制

広い範囲で大きな被害が想定されている南海トラフ地震と津波。
その大災害に備えて、諏訪中央病院とAMDA(アムダ)は連携協力に関する協定を結びました。
AMDAは災害や紛争発生時、医療・保健衛生を中心に緊急人道支援を展開する国際的なネットワークで、岡山県に本部があります。
南海トラフ地震の被害が予想される徳島県や高知県などいくつもの自治体から救援依頼が来ており、地元の大きな病院とも支援の協力体制を結んでいます。
しかし、同じ瀬戸内海地域は巨大津波の影響で被災する可能性があるため、
初めてこれ以外の病院として諏訪中央病院と協力体制を組むことになりました。

Amda02 AMDAの菅波茂理事長(右から2人め)と諏訪中央病院の吉澤徹院長(左から2人め)らがガッチリ握手で、災害時の連携協力

AMDAは、海外だけでなく日本の災害地の支援も継続して行なっています。
緊急支援を行いつつ、その後の支援も継続する点は、諏訪中央病院と似ています。
鎌田が豪雨災害のあった岡山県総社市に支援に行ったとき、AMDAが水先案内人になってくれたことがきっかけとなり、
この度の協定につながりました。
日本は災害の多い国。
南海トラフだけでなく、さまざまな地域で災害が発生したときにはこうしたお互い様の支援が力を発揮します。

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