陸前高田の地域包括ケア
陸前高田で「支えよう、あなたの命と暮らし」という地域包括ケアフォーラムが行われました。
リーダーの石木先生は、元県立陸前高田病院の院長で、今は二又診療所の院長。
震災当時、石木先生がいたことで、どれだけの人の心の支えになったか。
ぼくの尊敬する先生です。
シンポジウムに行くと、松戸の病院の院長をしていた岩井先生が、陸前高田の広田診療所長として赴任していました。
岩井先生は、都立西高の後輩でもあります。
なんだかうれしくなりました。
陸前高田は、90の団体や組織が、チーム「けせんの和」をつくって、薬剤師、看護師、理学療法士、心理療法士、ケアマネジャー、介護士らが
陸前高田の在宅療養を支える会をつくっています。
「劇団ばばば」の団長は、社会福祉士でケアマネジャー。
市民も加わるといいですね、と言うと、
昼間に上演するときには出演者が集まらないため、すでに市民が加わって後押ししてくれているとか。
陸前高田は建物の復興以上に、人と人との関係の復興が進んでいます。
これは、町づくりで最も大切なところ。
陸前高田の地域包括ケアはなかなかすごいものがあります。
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