かみしほろ塾
十勝にある上士幌町で開催された「かみしほろ塾」に行ってきました。
地域創生をコンセプトに、講演や実践を通じた生涯学習の機会を提供するイベントです。
定員200人のところ300人も集まったそうです。
ぼくは「わがままのつながり方」と題して講演。
鎌田式かかと落としやスクワットを町民や東京からのお客さんと一緒に行いました。
上士幌町は、十勝管内で唯一人口増の町。
人口約5000人と小さな町ですが、移住者の数が、高齢者が亡くなる自然減を上回り、
少しですが人口は増えています。
なぜ、こんなことができるのかというと、上士幌町ではふるさと納税が成功したのです。
町税と、経費を引いたふるさと納税の額はほぼ同じ。
これを財源に、保育料無料、給食費無料という支援や、健康長寿のまちづくりに取り組んでいます。
また、自然エネルギーが大切ということで、牛の糞を利用したエネルギーは、2年後くらいまでには町内の電力を賄えるまでになるとか。
ふるさと納税の返礼品では、肉も人気ですが、ジェラードも人気。
民間の企業がジェラートの工場をつくり、雇用も広がりました。
それにより若い移住者も増え、保育園の子ども3年前の約100人から今は180人に増えています。
ふるさと納税で、いい循環が出来ていると、あらためて感心しました。
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