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2019年4月30日 (火)

鎌田實と平成⑥

震災が起きたとき、被災者の健康をどう守るかということが大きな課題になります。
特に、在宅サービスなどが一時的に途切れがちななかで、介護を受けている高齢者と家族をどう支えるかは大事なことです。
同時に、忘れていけないのは子どもです。
東日本大震災による福島第一原発事故のときには、子どもたちが自由に外で遊べない事態になり、精神的なストレスが予想されました。
そこで、柳田邦男さんと絵本作家の伊勢英子さんと3人で、子どもたちに絵本の読み聞かせをしに行きました。

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その後も、なんども福島の幼稚園や保育園を訪ね、子どもたちに話をしてきました。
福島の中学や高校では、「教科書にない一回だけの命の授業」もしてきました。
被災者のために設営した「希望の湯」では、東京の塾の先生だった人が子どもたちの勉強をみるというようなこともありました。

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震災を乗り越えていくときに、みんなが集まれるサロンのような場が力を発揮します。
そこで始まる人と人との関係、それをできるだけ豊かにすることが復興の力になることを学びました。

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