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「幸福なラザロ」
20世紀後半のイタリア。社会と隔絶した小さな村に住む主人公ラザロ。だれからも注目されず、疎んじられても穏やかに、みんなが嫌う仕事をしながら生きている彼には、不思議な存在感がある。
美しい映像の寓話。ビルが立ち並ぶ大都市での搾取。そのなかで生きづらい「生」を生きている人たちがいる。カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。穏やかな生き方をしてみようかなと思わせてくれる。
鎌田實 2019年4月18日 (木) 13時33分 | 固定リンク Tweet