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2019年4月27日 (土)

鎌田實と平成③

平成の前半は、「開かれた病院」(時間的、空間的、内容的に)を目指しながら、
地域に開かれた病院づくりを目指してきました。

07 撮影・秋元孝夫氏


病院の外では、1991年からチェルノブイリの医療支援を始めました。
放射能の汚染地域の子どもたちを、甲状腺がんや白血病の検診や治療の体制を整えるよう応援。
そのために日本から派遣した医師団は100回近くになります。
子どもの命を助けに行くと、「よく来てくれた」と歓迎してくれる高齢の女性がいました。
家の中に入れてくれて、ごはんをごちそうしてくれたのは忘れられない思い出です。

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平成の前半は、チェルノブイリ、後半はイラク。
そして、この8年ほどは日本国内の被災地支援をしてきました。
平成は、ぼくにとって「救援の時代」でもありました。

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