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2019年4月13日 (土)

鎌田實の一日一冊(343)

「世界の医療の現場から-プライマリ・ヘルス・ケアとSDGsの社会を」(本田徹著、連合出版)

プライマリ・ヘルス・ケアのことがわかりやすく書かれている。
著者の本田先生は、NPOシェアの代表理事を長年務めている。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にも登場した。

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1978年にアルマ・アタ(現アルマトイ)でPHC宣言がされた、参加、自助、自決が大事と語られた。
長野県で地域包括ケアに取り組んでいたぼくたちにとって、大きな指針となった。
医療現場で手探りで感覚的にやってきたことが、この本には理論的に書かれている。

今年から福島県双葉郡の高野病院に赴任するという。
70歳を過ぎた一人の医師が一生をかけて、PHCを実践する姿はとても美しい。
#「世界の医療の現場から」 とてもいい本です。

 

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