弘前で講演
最短命県脱出委員会の依頼で、弘前市で健康講演をしてきました。
青森は糖尿病が多く、子どもの肥満率もたいへん高く、がん全体も多い地域。
特に胃がんは多い県になっています。
今回は、弘前大学副学長で脳の病理を研究している若林教授が、認知症について、脳の細胞や大脳皮質のスライドをふんだんに見せてくれながら、認知症ではどういう脳の変化があるのかをわかりやすく教えてくれました。
講演の後、若林先生に質問しました。
「アルツハイマー病は慢性炎症が一つのきっかけになると言い切っていいでしょうか」
若林先生は、間違いなくそうだ、と答えました。
「慢性炎症を防ぐためには、運動と野菜が大事と言っていいでしょうか」
この質問にも、その通り、とお墨付きをもらいました。
これまで、野菜をたくさん食べて、運動して、貯筋をしようと呼び掛けてきましたが、
さらに自信をもって話すことができます。
青森では、さまざまな取り組みがされており、健康な県へと少しずつ改善してきています。
保育園や幼稚園の子どもにも野菜の大切さを教えるようになりました。
中年の死亡率も改善してきています。
近い将来、青森は「最短命県」からきっと脱出していくことでしょう。
最短命県脱出委員会は、青森県でいちばんのドラッグチェーン、ハッピードラッグの桜井社長が中心になっている取り組みです。
ぼくは5年前から毎年、青森に講演に来ています。
桜井社長とはとても気が合って、友だちのようになりました。
この人が夢をもって、青森を健康にしようと思っているかぎり、通い続けようと思っています。
来月は、八戸に行く予定です。
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