幸福論
時々、3冊の「幸福論」を読み返しています。
アランの「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福になるのだ」という言葉は、ぼくがよく健康講演会でも話す言葉です。
ラッセルは、幸福獲得の条件として、関心を内へ内へ向けるのではなく、外界へと好奇心を向けることが大事だと述べています。
幸せになりたければ、自分の外界に目を向けなさい、ということです。
ショーペンハウアーは、「幸福は人間の一大迷妄である」という皮肉屋ですが、そんななかにも処世術に近いような言葉がちりばめられています。
3冊の幸福論を折に触れ、偶然開いたページを読み返してみると、そのたびに新たな発見があります。
ぼくの大事な本です。
「幸福論」(アラン著、白井健三郎訳、集英社文庫)
「ラッセル 幸福論」(ラッセル著、安藤貞雄訳、岩波文庫)
「幸福について 人生論」(ショーペンハウアー著、橋本文夫訳、新潮文庫)
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