鎌田劇場へようこそ!(432)
「ゴッホとヘレーネの森 クレラー=ミュラー美術館の至宝」
ゴッホの絵が好き。
オランダに行ったときにも、アムステルダムの美術館に行って、ゴッホの絵を堪能した。
この映画は、ゴッホを世に広めた一人といわれる資産家ヘレーネ・クレラーのドキュメンタリー。
彼女は、ゴッホが亡くなった後に絵の価値に気が付き、300点所蔵するようになった。
それが、クレラー=ミュラー美術館に結実していく。
ゴッホは、次々と新しい画法を開拓し、魅力的な絵をかいていくなかで、心が病んでいく。
そして、37歳で自殺。
愛も名声も人生もすべて投げ出してでも、絵に打ち込みたいという熱い思いが伝わってくる。
物語にしていないところがいい。
淡々と絵を紹介していることで、ゴッホがどんな思いでいたのか想像を掻き立てる。
しっとりとしたいい映画た。
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