もっとロコモ対策を
東日本整形災害外科学会で特別講演をしました。
整形外科医が知っておきたい辺縁領域ということで、骨腫瘍による緩和医療や大腿骨頸部骨折の治療について話しました。
諏訪中央病院では、内科医や総合医と連携して即日手術を行い、在宅復帰率80%という驚異的な復帰率を示しています。
ぼくは『鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』(集英社)を書きましたが、
日本では、整形外科領域における健康づくりが問われています。
高齢社会を元気に生きるには、ロコモ症候群についてももっと積極的に対応する必要があるように思います。
座長の東京医科歯科大学の大川教授とも10分ほどディスカッション。
大川教授も、前脛骨筋が強化される鎌田式かかと落としは、非常に有効で、転倒予防につながると話してくれました。
2人のベテランの医師からも質問もあり、なかなか有意義な時間になりました。
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