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「閉鎖病棟 それぞれの朝」
山本周五郎賞を受賞した帚木蓬生の「閉鎖病棟」が原作。この原作は、累計85万部を売り上げ、日本中がむせび泣いたといわれている。
死刑執行が行われたにもかかわらず、生きながらえてしまった元死刑囚を、笑福亭鶴瓶が好演。生きながらえた元死刑囚は、閉鎖病棟に入る。そこで、父親に暴力を受け妊娠をした高校生、幻聴が聞こえる元サラリーマンなど、絶望し行き場のない人たちと出会う。その人々の、あたたかく丁寧に、前向きに生きようとする姿が感動を誘う。見る者に勇気を与えてくれる映画。
鎌田實 2019年10月25日 (金) 09時00分 | 固定リンク Tweet