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「立て直す力」(上田紀行著、中公新書ラクレ)
社会の壁を前に立ち尽くし、苦悩を抱えて生きるすべての人に向けて書いたと、著者は言う。著者は、スリランカで「悪魔祓い」のなかにある癒しを研究しているが、それに近いものとして、日本では祭りを例に挙げている。
祭りや、富士山に向かって手を合わせる心、偉大な仏教思想家などの言葉を通して、「立て直す力」とは何か、上田紀行流の哲学を展開している。
鎌田實 2019年10月28日 (月) 09時00分 | 固定リンク Tweet