« がんばらない | トップページ | 鎌田劇場へようこそ!(451) »
「再会の夏」
美しい映画だ。第一次世界大戦後のフランスの片田舎が舞台。戦争で活躍し勲章をもらった男がなぜか、留置場に収監されている。実は、一緒に戦地にいった愛犬が本能で行った“手柄”だったのだ。
本当は敵も味方も戦闘を止めたいという思いがあった。戦地から帰還したとき、愛する女性に疑念を抱いてしまう。フランスのベストセラー小説「画家と庭師とカンパーニュ」を映画化した監督ジャン・ベッケルが、再びすばらしい作品を世に出した。
鎌田實 2019年12月20日 (金) 08時40分 | 固定リンク Tweet