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2020年1月

2020年1月31日 (金)

チョコ募金、お急ぎください

チョコ募金が最終コーナーを回りました。
大沢悠里さんの「ゆうゆうワイド土曜日版」(TBSラジオ)や、
大竹まことさんの「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)を聞いてくださった人たちにもご協力をいただいたおかげです。

「ゴールデンラジオ」に出演したとき、MCの室井佑月さんに応援をしていただいたことを話しました。
大竹まこさとんもグッと感極まり、たいへんな反響があったこともあり、チョコ募金は一気に最終コーナーにさしかかりました。

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インターネットやFAXでの注文は締め切りました。
2月2日のお昼12時30分まで、電話でお申し込みができます。
“哲学のあるチョコレート”ぜひ、お急ぎください。

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2020年1月30日 (木)

鎌田劇場へようこそ!(459)

「山中静夫氏の尊厳死」

原作は、芥川賞作家の南木佳士の同名小説。
肺がんと診断された男と、医師の主人公にした物語。

映画のコメントを求められ、こう書いた。
「死を前にしても目標を持ち続ける人間は強い。
最期の最後まで自分らしく生きる姿はかっこいい。
それぞれが自分の「生き方」「死に方」を考えてみたくなるような素敵な映画だ」

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たいがい小説を読んから映画をみることが多いが、
この映画をみたら、小説を読みたくなった。

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2020年1月29日 (水)

13万部突破

『鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』(集英社)が、13万部を突破しました。

女優の羽田美智子さんから
「若返りの魔法の運動!!
健康に必要なものがこんなに簡単でシンプルだなんて・・・・。
たくさんの人のお薦めしたい一冊です」

さだまさしさんからは
「試してみらた意外に簡単!
この2つの筋活でコンサートを乗り切れますね!
鎌田先生ありがとう!!!」

帯にコメントをいただきました。

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さだまさしさんとは1月早々、「理念と経営」で新春対談をしました。

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2020年1月28日 (火)

鎌田實の一日一冊(374)

「ウィーン包囲 オスマン・トルコと神聖ローマ帝国の激闘」(菊池良生著、河出書房新社)

著者は、小学校時代の親友。
中学の野球部ではバッテリーを組んだ。
菊池君がピッチャー、鎌田がキャッチャー。
昨年春、明治大学での教授退官最終講義に招待されたが、そのときの話がウィーン包囲だった。

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あふれる教養と、日本の時代物小説の愛好家でもある菊池君の講義は、講談を聞いているようだった。
この本も、その勢いが止まっていない。
「命運は託された」「神の名の下、世紀の闘いの火蓋が切って落とされた」
ときどきポンポンッと叩きながら、オスマン・トルコと神聖ローマ帝国の激闘を展開。
東西対立の原点ともなった第一次ウィーン包囲と第二次ウィーン包囲を、まるで見て来たように語っている。

3月、佐賀市に「鎌田文庫」がオープンするが、この菊池良生君の「ウィーン包囲」をおすすめの一冊として展示しようと思っている。

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2020年1月27日 (月)

貯筋のお陰

原村にあるプライベートジムへ行きます。
自分のベストに挑戦するときは、トレーナーがいるほうが安全だからです。
この日はベンチプレス55㎏、スクワット65㎏をはじめて持ち上げました。
レッグプレスは110㎏。
腹筋40回。
その後、マッサージと鍼の治療を受けています。

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腰痛持ちなのに、ここ最近は腰痛がありません。
スキーでガンガン滑っていても、腰も足も痛くなっていないのは、貯筋のお陰だと思っています。

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2020年1月26日 (日)

スープカレー

ぼくはスープカレーが大好き。
北海道に行くとよくスープカレーを食べます。
ココいちにも時々入りますが、ココいちがまたスープカレーを始めました。

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うれしいです。

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2020年1月25日 (土)

日曜の朝は文化放送を

日曜日の文化放送は、朝10時から「日曜はがんばらない」があり、
その後、10時30分からは「浜美枝のいつかあなたと」という番組があります。
そのパーソナティ、浜美枝さんが年一回ほど、ぼくたちのスタジオに、ごあいさつに来てくれます。

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007のボンドガールで名を馳せた浜美枝さん。
丁寧な方だなといつも感心しています。
ぼくが「がんばらない」を出したころ、浜美枝さんの番組に何度も出していただきました。
ありがたいことです。

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2020年1月24日 (金)

鎌田劇場へようこそ!(458)

「イーディ、83歳 はじめての山登り」

実際に83歳の女優が演じている。
30年間、夫の介護をし続けた。
夫とは倒れる前からうまくいっていなかった。
自分の人生とは何なのかと考える。
そんなとき、町のフィッシュ&チップス屋で、何気ない言葉を聞く。
「何も遅すぎることはないさ」
手遅れなんてことはない。
ネバー・トゥー・レイト
これが、この映画の主題だ。

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それから彼女は、スコットランドのある山の登山に挑戦する。
それは父親に誘われたものの、結局登れなかった山だ。
83歳の老婦人がトレーニングを受けて、ついに一人で挑戦する姿は感動的だ。
ネバー・トゥー・レイト
なかなかいい言葉だ。

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2020年1月23日 (木)

鎌田劇場へようこそ!(457)

「オリ・マキの人生で最も幸せな日」

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ受賞。
1962年のフィンランドに、ボクシングの世界タイトル戦がやってきた。
挑戦するのは、パン屋の息子オリ・マキ。彼は実在の選手。
オリ・マキの生き方がとてもいい。
ボクシングがショービジネスになっていくのなかで、オリ・マキはどこ吹く風。
対戦当日、結婚指輪を買う。

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結婚相手のライヤがまたいい。
全然、チャンピオン戦なんて気にしていない。
忖度なんてまったくしない、ゴーイング・マイ・ウェイなのだ。
原題は「ほほえむ男」という意味だが、とても納得できる。
最後に本物のオリ・マキとライヤが一瞬登場するが、これもまたいいのだ。
ハート・ウォーミング・ラブ・ストーリーである。

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2020年1月22日 (水)

7刷決定

『鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』(集英社)の7刷が決定しました。
前回、5万部増刷しましたが、すでに売り切れ、今回、1万部の増刷となりました。
いろいろな月刊誌で取り上げてくれたお陰だと思ってます。

Img_4016 書店に並ぶ『鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』


ぼくは毎日行うことで、体重72㎏を維持し、筋肉量が増え、脂肪量が減りました。
スキーも絶好調です。
スクワットとかかと落としを、もっと日本中に広めていきたいと思っています。
ぜひ、一緒にスクワットとかかと落としをやりましょう!

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2020年1月21日 (火)

なんだかわからない集まり

諏訪中央病院の整形外科医らが「整形外科チーム」という集会を時々催しています。
今回は、韓国からの医学生も招待。

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そこに、湘南乃風の若旦那からご飯を一緒に食べたいという連絡があり、急きょ、原村のカナディアンファームで合流しました。
さらに、カナダから帰国したばかりの歌手のUAが加わり、なんだかわからない集まりになりました。

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若旦那がギターをもってきてくれ、3曲披露。
カナディアンファームがライブハウスに変身し、とても盛り上がりました。

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2020年1月20日 (月)

笑顔を引き出す回診

新年早々、諏訪中央病院の緩和ケア病棟のラウンジで、なごやかな光景を見ました。
患者さんが、お見舞いの人を相手に“酒盛り”をしているのです。
彼は、60歳前後で、スノーボードが得意とか。
お見舞いの人がアイフォンで、スノーボードをしている動画を見せてくれました。
「とにかくおもしろく生きようと考えて来た」という患者さん。
入院中の今も、しょっちゅう外出許可をもらって、おいしいものを食べにいくといいます。
「やりたいことをやらなくちゃ」と、いい笑顔を浮かべていました。
緩和ケア病棟では、できるかぎり患者さんの自由を尊重しています。

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ぼくは毎週、諏訪中央病院の緩和ケア病棟の回診をしています。
全国から医学生が来て、ぼくの回診についてきますが、今回は信州大学と日本大学医学部、そして、韓国からも延世大学の医学生がついてきました。

韓国の医学生は、ぼくの本を読んで、興味がわいたといいます。
将来、どんな医者になりたいのかを尋ねると、
アカデミックで科学的な医療ができる医師であながら、ヒューマニティのある医師になりたいという答えが返ってきました。
ぼくが回診で心がけているのは、患者さんに一度は笑ってもらうこと。
患者さんのベッドの上に並んで座っておしゃべりをしたり、患者さんとの位置取りも考えて、できるだけ患者さんの心のなかに入りたいと考えています。
韓国の医学生たちにそんなことを語りながら、実際の様子をみてもらいました。

いま日本と韓国は政治的に厳しい状況ですが、国民の一人一人は共感したり、学びあったりすることができます。
韓国の医学生はとても感動したと話してくれました。

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2020年1月19日 (日)

鎌田實の一日一冊(373)

「弦のないハープ またはイアプラス氏小説を書く。」(エドワード・ゴーリー著、柴田元幸訳、河出書房新社)

エドワード・ゴーリーのデビュー作。
作家の戸惑いや屈折した思いを、不思議な絵で表現している。
モノクロール線画の不思議な味わいだ。
文も、特別な韻を踏んでおり、日本語に訳すのが大変だったと思う。
「趣味奇天烈邸」「つぶれたプディング」などの表現がここかしこにある。

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すっかりと魅了されてしまい、第二作目の「華々しき鼻血」(河出書房新社)も読んだ。
これがまたすごい
副詞が印象的に使われている。
「ぞんざいに」「まがまがしく」「あてどなく」「いたずらに」「せつなげに」
これらの副詞を使い、ひとつの絵を表現している。

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エドワード・ゴーリーは、とんでもなくすごい作家だ。

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2020年1月18日 (土)

ゲストはSUGIZOさん

19日(日)「日曜はがんばらない」(文化放送、10時~)のゲストは、SUGIZOさん。
LUNA SEAやX JAPANで活躍しています。
写真は、SUGIZOさんの舞台衣装のデザイン画。
歴代のチョコ募金の缶のイラストをデザインし、裏地はフォトジャーナリストの安田菜津紀さんの写真を、デザイナーのtenboさんがつくりました。

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SUGIZOさんは、難民キャンプ専門バンド、ババガヌージュを結成し、
アルビルのJIM-NETハウスやダラシャクランの難民キャンプでライブコンサートをするなど、
難民に関心をもって活動をしています。

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今年の秋にはSUGIZOモデルのギターが発売されます。
その利益はJIM-NETに寄付されるということです。

ぜひ、お聞きください。

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2020年1月17日 (金)

ゆうゆうワイドに出演

明日18日(土)、「大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版」(TBSラジオ、15時~)に鎌田實が出演します。
鎌田の出演は、後半16時過ぎから。
大沢悠里さんは、毎年、ラジオでチョコ募金を応援してくれています。
以前、この番組でチョコ募金のことを紹介したところ、5秒間に3000件の電話が殺到し、JIM-NETの電話回線がパンクしたことがありました。
それ以降、チョコ募金の話をするときには、いったん放送局に問い合わせをする、という形をとってもらっていました。
とてもありがたいことだと思っています。

Img_1633 大沢悠里さん(左)と

ぜひ、お聞きください。

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2020年1月16日 (木)

平和を後退させない

イランが、ウクライナ旅客機を撃墜しました。
ロウハニ大統領が言うように「許されない過失」です。
イラン国内では、もともとあった内憂外患が、いよいよ顕著になっていくと予想されます。


内憂としては、経済封鎖のために生活が苦しくなり、デモも起こっています。
デモに対して武力で鎮圧し、一度はおさまりましたが、今回、イラン政府のミサイル攻撃に対し、再び、若者がデモを始めています。
保守派のイスラム原理主義者たちは、ロウハニ大統領を支持していますが、若者の気持ちは複雑でしょう。
今後、アメリカが、経済的圧力を強めていくと、ますますこうした問題が大きくなっていくことでしょう。

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一方、アメリカ、トランプ大統領は「ウクライナ疑惑逸らし」をしながら、強い姿勢を見せようとしています。
国内の福音派やユダヤ系の資本家たちの期待にこたえて、イスラムたたきをし、親イスラエルの人たちの票をかためようとしているのです。
世界平和のためではなく、大統領選再選のためにどんなリスクもおかまいなしに仕掛けようとしてきます。

 

世界が波乱の一年に向かうなか、子どもの命を救い続けるということを通し、少しでも平和を後退させないようにしたいと決意を新たにしています。

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2020年1月15日 (水)

お知らせ「週刊金曜日」


1月10日発売の「週刊金曜日」に
鎌田實の「スクワット」と「かかと落とし」の記事が
掲載されました。


くらしの泉(P42)です。ぜひ買って読んでください!


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週刊金曜日の公式サイト: http://www.kinyobi.co.jp/

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2020年1月14日 (火)

アルビルにミサイル着弾

イランが8日、イラク国内のアメリカ軍基地に向かって弾道ミサイルを撃ち、その一発がアルビルの郊外に着弾しました。
アルビルは、ぼくたちJIM-NETの事務所やJIM-NETハウスがあるところです。
JIM-NETの現地スタッフであるバルザンの家から3㌔ほどのところに着弾したため、バルザンは火を見たといいます。
日本の新聞やテレビ局から取材申し込みが多数殺到し、大わらわ。
その取材に応じ、「私たちイラク人はこれ以上の戦争は望みません。平和を望む」とバルザンは言い切りました。
JIM-NETハウスにやってくる白血病の子どもたちの命を守るためにも、再び戦争を起こしてほしくないというのがイラク人の本当の気持ちです。

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アルビルには、日本人スタッフの牧野アンドレ君も駐在しています。
事態の発生を受け、外務省からは一時、イラクから避難するようにという指示が出たため、東京事務所は牧野君の帰国を指示しました。
その牧野君は、別のテレビ局の取材に応じ、「帰国することになりましたが、自分がいなくなった後、女性や子どもたちの救援をストップするわけにはいかない」と語りました。

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現地には、准看護師のリームやそのほか医師もいます。
当面の間、バクダッドやバスラにいる現地スタッフに協力してもらい、東京から指示を出して救援活動を続けていくことになりました。
早く平和なイラクがやってくることを望みます。

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2020年1月13日 (月)

鎌田劇場へようこそ!(456)

「母との約束、250通の手紙」

フランスの小説家ロマン・ガリを主人公にした映画。
ロシアで生まれたユダヤ系移民、ポーランドで過ごし、その後、フランス国籍を取得した。
そのマザコンの青年がどうやって小説家になっていくのか。
母親を演じているシェルロット・ゲンズブールがすばらしい演技をしている。
シングルマザーで子どもを育てていく。
事業が成功するが、浮き沈みもある激しい生き方。
子どもを信じつづけ、子どもが必ず小説家になると言い続ける。
なかなかおもしろい映画だ。

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この母親にほれる絵描きを演じるジャン=ピエール・ダルッサンがいい味を出している。
彼は「キリマンジャロの雪」で主役を演じた名優。
滔々と人生が流れていく骨太の映画に仕上がっている。

 

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2020年1月12日 (日)

鎌田劇場へようこそ!(455)

「ふたりのJ・T・リロイ ベストセラー作家の裏の裏」

ベストセラー作家で美少年作家J・T・リロイはとんでもないウソだった。
リアルとバーチャルが複雑に絡み合っていく様を見事に物語にしている。

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見ごたえたっぷり。
いい映画です。

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2020年1月11日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(454)

「私の知らないわたしの素顔」

主演は、ジュリエット・ビノシュ。
これぞフランス映画というような映画だ。

大学教授をしているクレールが、フェイスブック上、24歳のクララになりすます。
バーチャルな世界での恋。
とんでもない方向へ走っていく。
サイコロジカル・サスペンスというのがぴったりくる。
裏切られた傷を、人を好きになることによって、癒していく。
そして、のめり込んでいく。
不思議な感覚。

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SNS時代の人間の心のなかを覗き込むような作品。
鎌田好みの映画です。

 

 

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2020年1月10日 (金)

サプライズ・プレゼント

JIM-NETのイラク駐在のアンドレ牧野君から毎日のように活動報告があります。
先日は、小児がん患者のムハンマド君について。
彼は、JIM-NETハウスのいろいろなアクティビティに参加してくれています。
クリスマスにパソコンを望んでいましたが、サラハディン大学の会計学部の学生さんたちがお金を集めて、サプライズでパソコンをプレゼントしてくれました。

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彼らは今後も協力したいと申し出てくれており、毎月300USドルほどの支援してくれることになりました。
イラク人は、困っている人に手を差し伸べようとしてくれる温かい人たちが多いです。
「イスラムは怖い」「アラブ人は怖い」などというのは一部の偏見です。
イラクは国全体が親日的です。
JIM-NETが15年間、安全に活動することができたのはそのためです。

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チョコ募金が、いよいよ大詰めを迎えております。
残りあと3万個。
情報を拡散し、ひとりでも多くの方にご協力いただけるとありがたいです。

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2020年1月 9日 (木)

貯筋はじめ

佐賀県の鎌田塾は、塾生が850人に達成しました。
みんな一生懸命、健康づくりに取り組んでいるため、鎌田式スーパースクワット(骨盤底筋群も鍛えるスクワット)も
マスターする人が多くなってきました。

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そこで、スクワットをレベルアップ。
女性は太ももが細くなる、美しい足をつくるためのワイドスクワットを広めようと考えています。
ぼく自身もワイドスクワットのトレーニング。
今年は、60㌔のバーベルを担いで、ワイドスクワットをしています。
鎌田塾では、バーベルを担がず、自分の体重だけでやりますが、それでも十分効果が期待できます。

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着ているTシャツは、デザイナーのtenboさんとJIM-NETのコラボ。
イラクの白血病の子どもたちが描いた絵が、こんなにすてきなTシャツになりました。

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2020年1月 8日 (水)

チキンとトナカイ

昨年12月、緩和ケア病棟のクリスマス会をしました。
蓼科にある有名なイタリアンレストラン「イルポルト」はときどき緩和ケア病棟のいろいろな応援をしてくれています。

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今回はクリスマス用のチキンを丸ごとオープンで焼いてくれました。
大きなチキンで、とてもジューシーでやわらかく、患者さんたちも食べやすそうでした。

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鎌田はトナカイにさせられました。

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2020年1月 7日 (火)

お知らせ

本日7日、NHKの「クローズアップ現代+」(夜10時~)に鎌田實が出演します。
昨年、台風19号による千曲川の氾濫で大きな被害を受けた長野市。
復旧半ばという状況のなかで、復興と向き合う高校生たちがいます。
その高校生たちの取り組み、リンゴ農家の姿を通して、災害列島・日本で生きるヒントを探っていきます。
千曲川から生放送でお送りするため、鎌田もこれから現地に移動します。
ぜひ、ご覧ください。

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1月10日(金)の「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)に、鎌田實が出演します。
鎌田の出演は、2時25分ごろから30分ほど。

番組のアシスタントMC、室井佑月さんが
暮れにイベントを開いてくださり、JIM-NETにたくさんの寄付をしてくれました。
毎年、チョコ募金に何らかの形で応援してくださっています。
ありがたいことです。


先日、中村メイコさんの「サンスター文化の泉 ラジオで語る昭和の文化」(TBSラジオ)を聞き逃した方はこちらで聞くことができます。

https://www.tbsradio.jp/444508

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2020年1月 6日 (月)

マグカップ

イラクの白血病の子どもたちがかいた絵を
デザイナーのtenboさんがカップにしました。
なんとも楽しいカップになりました。

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これからtenboさんとJIM-NETのコラボがはじまります。
チョコ缶やグッズなど、楽しく斬新なものができることでしょう。
お楽しみに。

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2020年1月 5日 (日)

お知らせ

本日、TBSラジオ「サンスター 文化の泉 ラジオで語る昭和の文化」(23時~)に
鎌田實が出演します。
平成が幕を閉じ、令和が始まった今、遠くになりつつある「昭和」について語り合う番組。
パーソナリティの中村メイコさんと、昭和の思い出やチョコ募金などについて話します。

TBSラジオでは、1月5日夜11時から
各地のラジオ局での放送日時はこちらから↓

https://www.tbsradio.jp/375464

ぜひ、お聞きください。

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2020年1月 4日 (土)

絶好調

昨年末はずっと暖冬で雪がなく、人工降雪機の斜面を滑っていましたが、
ようやく雪が降り、コンディションが整ってきています。
お正月の間も、朝起きるといちばんにスキー場へ。
家から20分のところにある富士見パノラマスキー場です。
まるで、スキー合宿みたいです。

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今年初めて乗ったヘッドの板がけっこう気に入っています。
「貯金より貯筋」にこだわって、スクワットとかかと落としで鍛えてきた甲斐があります。
夕方、ジムに行き、50㌔のバーベルを担ぎながらスクワットをして、太ももの強化をしています。

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2020年1月 3日 (金)

新年の花火

アルビルから新年を祝う花火の写真が送られてきました。
現地には、アルビル駐在のマキノ・アンドレイ君と、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんがいます。
ぼくも、この時期、何度かイラクに行っているので、この花火をみたことがあります。

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アルビルの県知事がJIM-NETハウスを見学にいらした、ということです。
イラクでは、「日本人が建てたチャイルドハウス」ととても評判になっています。
これも、応援してくださった多くの方のお陰だと思っています。
本年もジムネットをよろしくお願いいたします。


チョコ募金はあと4万個。
バレンタインデーのプレゼントにとお考えの方はお急ぎください。
申し込みはこちら↓

https://www.jim-net.org/choco/

 

1/7夜10時からのNHK「クローズアップ現代+」をご覧ください。

 

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2020年1月 2日 (木)

別解を探す

大企業の景況判断指数は、昨年7~9月期はプラス1.1でしたが、
10~12月期はマイナス6.2になったと財務省と内閣府が発表しました。
これは大企業の数字で、中堅企業はマイナス10.7ともっと厳しい数字です。
2020年は厳しい経済状況が予想されます。
オリンピックイヤーですが、オリンピックが終われば、いよいよ厳しい事態に陥るのではないかと予測する人もいます。
そのうえ、米中の経済摩擦はそう簡単には収まりそうもありません。
イギリスのEU離脱による落ち込みも、世界経済の足を引っぱりそう。

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景気が悪くなってくると、安定した未来が描けず、人の心がすさびます。
不安を払拭するために勝手な幻想をつくり、自分の優越性を強調し、無意識に差別意識を強めていく。
そんな傾向がますます強まっていくように思います。
SNS上では、足の引っ張り合いやバッシングが過熱するのもその一例です。

こんなときほど、冷静に穏やかに相手の身になって行動し、発言することが必要です。
先行きが不透明で、だれもが賛成する「正解」がみつからないときは、
せめて、たくさんの人が理解してくれる「別解」を探すのが大事だと思います。
2020年は「別解」を探す年にしようと考えています。

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2020年1月 1日 (水)

明けましておめでとうございます

今年の鎌田の抱負は、スキーで、もう一段速く、鋭い滑りができるようにしたい!
そのために、スクワットとかかと落としをしながら、下半身の強化に励んでいます。
年末から毎日のように、スキー場に通っています。

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仕事では・・・
3月には、「認知症にならない生活習慣」(仮)という本を出版します。
ぼく自身も認知症が気になる年齢。
71歳の医師のぼくが実践している認知症予防の習慣を一冊にまとめました。

6月には、「死は怖くない」というテーマの本を出す予定です。
PPH――ピンピン生きて、ヒラリとあの世にいく。
これはぼく自身の理想です。
死とは何か。
死の恐怖から自由になれるのか。
生と死の間にあるものとは何か。
京都大学のカール・ベッカー教授と対談したり、徳永進医師のホスピス診療所を見にいったり、
宮崎県のホームホスピス「かあさんの家」や陸前高田にある漂流ポストなどを訪ね歩き、約1年半、雑誌で連載してきたものを
一冊にまとめます。

毎日更新してきた「八ヶ岳山麓日記」は、もう10年以上続いています。
ブログを見に来てくれた方は、延べ1千261万人を超えました。

今年も、365日更新していくつもりでおります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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