« 地域の新しい拠点 | トップページ | 感染爆発を起こさないために③ »

2020年3月26日 (木)

感染爆発を起こさないために②

いよいよ厳しい状況になりました。
3/23の「ランセット」に発表されたシンガポール大学の研究によると、
基本再生産数(感染力)を2.0としたとき、無症候性の感染と推定される人が人口の7.5%いたとして、80日目には人口の19.3%に感染が広がると考えられています。
しかし、

① 感染者の隔離
② ウイルス感染検査
③ 学校の休校2週間
④ 在宅ワーク2週間

このの4つを組み合わせることで、93%減少させることができるとも発表しています。
日本では、もう少し、在宅ワークを進めるとともに、感染検査を十分に行う必要があります。
検査が不十分であるために、隔離も不十分になり、無症候性の感染者を野放しにしている可能性があるのです。

やはり、PCR検査を少しでも増やすことと、迅速検査キットなどを使うことが求められています。
シンガポールでは、5分で精度の高い検査キットを準備して、病院だけでなくすべてのクリニックに配布し、
少しでもかぜ様症状があった人には検査を実施するといいます。
日本でも、せめて医師が必要と判断したものに関しては、すぐに検査ができるような態勢に早く持ち込むべきでしょう。

指定感染症の問題に関しては、日本の厚生労働省が3/1の通達で、感染していても安定していれば自宅待機でいいということになっています。
ただ、自宅待機を呼び掛けるだけでなく、もう少し効率よく、しかも安心して待機生活ができる場所をつくることが重要です。
韓国ではすでにそういう施設がつくられました。
日本ではオリンピックの選手村などを、感染陽性者で元気な人たちが自主的に隔離する場所として開放するのも方法です。
また、民間のホテルなども厳しい状況に追い込まれているので、その民間のホテルをこうした施設に活用するのも、感染爆発を防ぐことにつながると思います。
ドラスティックな対応が求められています。

シンガポールでは、感染者558人 死亡者2人、致死率0.2%。
最も多くの死者が出ているイタリアでは、感染者74386人、死亡者7503人、致死率10%。
これまで医療崩壊が起きたのは武漢、イタリア、スペイン。
次に心配になるのがアメリカです。
日本では、感染者2025人、死亡者55人、致死率は2.7%。
さいわい医療崩壊は起きていませんが、これだけ急激に感染者が増えていることを考えれば、
日本でも無症候性の陽性者がかなりいると考えなければいけないと思います。
再度改めて、外出の自粛を徹底することが重要です。

|

« 地域の新しい拠点 | トップページ | 感染爆発を起こさないために③ »