子どもの未来を考えたい
新型コロナウイルスの感染爆発を防ぐために、緊急事態宣言が発令されました。
この状況では、いい作戦だと思います。
けれど、子どもについては心配なことがあります。
全国的にみると、学校が再開されたところもありますが、緊急事態宣言が出された首都圏などでは、休校するところも多く、
子どもの学習をどう支援するかというのが大きな問題になっています。
文科省では、「ICT教育」を2023年から導入しようとしているそうです。
ICTとは、Information and Communication Technology(情報通信技術)の略。
パソコンやタブレットなどを使い、情報化社会や子どもの多様性にあった教育を展開しようというもので、
その一つとして遠隔教育も含まれています。
子どもたちは新型コロナ騒ぎの被害者。
どうしたら、この期間をプラスにできるのかずっと考え続けていました。
ぼくはパソコンに強くないので、子どもたちの教育に持ち込まなくてもいいのでは思っていましたが、
こうした状況になった現在では、とても重要なことに思えました。
108兆円もお金をばらまくということならば、小学校から高校までの子どもたちに一人一台、タブレットなどを持たせたらいいのではないか。
先生たちも慣れていないから大変だろうけれど、ホームルームからはじまって、順々にオンライン授業ができるようにしていったらいいのではないかと思います。
いま、子どもたちの貧富の格差は、教育格差につながっています。
しかし、一人一台タブレットを配って、だれもが自分に合った形で能力を伸ばしていけるような教育環境を整えることができれば、
この格差の固定を壊していけるのではないでしょうか。
将来、“コロナ世代”の子どもたちが成長して、豊かな才能や革新的なビジネスを起こす可能性だってあるのです。
文科省は、ICT環境を整えた新しい教育を考えているようですが、それを今、前倒しするのもいいと思います。
政治家のみなさん、考えみてください。
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