早期に抗体検査を
日本政府が抗体検査による疫学調査のために2億円の補正予算を組んだといいます。
1か月半前から、疫学調査をすべきと言ってきましたが、これはとてもいいことです。
WHOも疫学調査を進めています。
ドイツやアメリカでも、もっと大規模な形で進めようとしています。
抗体検査は、ウイルスに感染しているか、または感染したことがあるかわかる検査。
PCR検査以上に擬陽性、偽陰性があることはわかっていますが、
血液検査なので、検体を採取する際にリスクが少ないという利点があります。
抗体検査の疫学調査をすれば、市中感染がどれくらい広がっているかわかります。
これは、専門家や政治家が方針を決めるときに重要な資料になり、より科学的に政策を決められると思います。
同時に、抗体がプラスになった人は、社会経済活動を続けられる可能性があります。
もちろん、このウイルスはまだよくわからない点が多いので慎重になる必要はありますが。
ボランティア活動をしたい人も、抗体があればやりやすくなるでしょう。
免疫には、自然免疫と獲得免疫があり、頼りになるのは獲得免疫です。
獲得免疫を得るには、感染して抗体ができるか、ワクチンを受けるかです。
日本全体が集団免疫をつけるようになるにはワクチンの開発を待たなければなりませんが、
そのワクチンができるまでは、せめて自然免疫を高めようと、ぼく自身は軽い運動をしたり、腸にいいものを食べたり、笑ったりすることを心がけています。
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