アフター・コロナ
企業も、コロナ後のことを見据えると、発想の転換を強いられているように思います。
いま、日本のメーカーは中国に工場を置き、中国で製造する、という形が多くとられています。
しかし、命に関係するようなものは、日本でつくるような態勢を整えた方がいい。
このマスク不足のなかで、それをひしひしと感じています。
コロナの波は、世界それぞれの地域を時間差で襲い、いちばん最初に波を受けた中国ではその波が収まりかけています。
そのため、中国は生産態勢を強化し、マスクや人工心肺装置(エクモ)などを高値で売るビジネスをしていくでしょう。
日本でも、そうした命にかかわるものに関しては、国内で生産し、このコロナな波が下向きになって生産体制を整えられるようになったら、
安心できる日本の製品をつくれるようにし、日本人にも、世界中の人にも展開していくことができれば大きな貢献になる。
それが、いまコロナと闘いながら、やがてコロナ後の世界を生きていく戦略になるのではないでしょうか。
アフターコロナを意識しながら、自分はどう生きていくのか、企業はどう羽ばたいていくのか。
巣ごもりのこの時期こそ、しっかりと考えるようにしたいと思います。
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