恐怖に勝つあたたかさ
最前線で闘っている人を差別しないでください。
医師や看護師たちは、感染の恐怖に耐えながら新型コロナに感染した人を診ています。
だれかがきちんと治療しなければ、その地域で感染を蔓延させてしまうのです。
早期に発見し、早期に隔離し治療する、これが感染症の鉄則です。
藤田記念病院の看護師さんの子どもが保育園から拒否されたと聞きました。
この病院はクルーズ船のときに、安定した陽性者を隔離するために、開設前の新病院を提供してくれました。
大きな貢献でした。
その病院で働いている看護師さんの子どもが拒否されたのです。
よその病院から来た新任の医師が感染し、この看護師さんはその医師と一緒に働いたこともないのに、その子どもが拒否されました。
とても不条理です。
みんな怖いから、間違った判断をしているのだと思います。
責めようとは思いません。
でも、冷静になって考えてみましょう。
もし、自分の子どもが差別を受けたら、どんな思いがするか。
ましてや最前線で働いている人たちの子どもです。
その人たちの活動がなければ、この国難を乗り越えられません。
みんな一度、深呼吸して、どうしたらこの苦境を乗り越えられるか落ちついて、自分のなかにあるはずのヒューマニティを取り戻しましょう。
あたたかくなければ、この苦境は乗り越えられません。
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