感染爆発を起こさないために⑧
政府がなかなか踏み切ることができない緊急事態宣言。
安倍さんが悩むのもわかりますが、このまま出さずに、日本だけ神風が吹くとでも思っているのでしょうか。
いつか出すのなら、被害を最小限にするためにも早く出したほうがいいと思います。
アメリカの感染例で多いのは、30~50代。働き盛りの人たちが多く感染しています。
日本では、京都産業大学の学生が小集団感染。
松山ではお通夜やお葬式で発生しています。
東京でも多いのは20~30代。
中国では、いちばん多いのは20代です。
専門会議や政治家たちが、この20~50代の人にきちんと理解と納得を得ないかぎり、緊急事態宣言をするしかないのではないか。
緊急事態宣言を望んでいるわけではありませんが、今のリーダーたちの演説力では国民を一つにするのは難しい。
残念なことだと思います。
専門家会議が示すソーシャル・ディスタンスも、もう少し広げたようがいいように感じています。
ぼくが代表をしているJIM-NETでは、リモートワークに変更。
どうしても事務所に行かなければいけないときには、通勤ラッシュ時間を避けるように指示しました。
月刊誌「おはよう21」で福祉施設を訪ねる連載をしていますが、双方向のテレビで取材するように工夫。
月刊誌の対談も、スカイプで対談しています。
仕事の仕方、さらには生き方や哲学を変えていく時がきているように思います。
日本は一人当たりGDPも低く、幸福度ランキングも低い。
国の力が落ちている日本が、今回の新コロナを乗り越えながら、国の在り方を変えていくことが大事だと思います。
それにしても国の新コロナ対策のスピードは遅い。
でも、あきらめるわけにはいかない。
少しでもいい国になるように、政治家にもっとがんばってほしいと思います。
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