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2020年5月24日 (日)

おいしく食べて、認知機能を守る

新型コロナの第一波が終わった後も、小さな波が起きて、第二波、第三波も起こる可能性があります。
そうした生活が1、2年続くと、増加が予想されるのが次のようなものです。

①認知機能の低下、認知症
②肥満
③高血圧
④メタボリックシンドローム
⑤フレイル(虚弱)
⑥アルコール依存症
⑦ゲーム依存症
⑧不眠症
⑨うつ病
⑩自殺

認知機能の低下を防ぐためには高血圧や肥満、メタボを予防したり、フレイルを予防することが大切です。
そのためには運動と食生活、そして何か夢中になってできることをして、脳を活発に動かすこと。
ぼくは食べることが大好きなので、肥満に注意しながら、次のようなものを食べています。

・卵を一日2~3個
卵に含まれるコリンは、神経伝達物質アセチルコリンの材料になります。
たんぱく質も多く、フレイルの予防にもなります。

・野菜たっぷりの具たくさんみそ汁
アルツハイマー病も慢性炎症が関係しています。
野菜には抗炎症作用のあるリコピンやβカロテンが含まれるので、野菜をしっかりとるために野菜をたくさん入れたみそ汁を飲んでいます。

・牛乳+バナナ+野菜ジュース
よい睡眠習慣をつくるには、朝、太陽の光を浴びること。
太陽の光を浴びるとセロトニンが分泌され、セロトニンは夕方、睡眠誘導物質に変化します。
セロトニンの材料になるトリプトファンは、牛乳やバナナに含まれているので、ぼくは野菜と牛乳、バナナをジュースにして飲むようにしています。
カルフォルニア大学の研究では、50~60代ときに睡眠の質が悪いと、βアミロイドが沈着して、認知症のリスクが上がるとしています。

・青い魚、赤い魚
イワシやサンマなどの青い魚にはDHAやEPAなどのいい油が含まれています。
サケやエビなどの赤い色素アスタキサンチンは、脳血液関門を通過して脳に届く抗酸化パワーがあります。

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詳しくは『認知症にならない29の習慣』(朝日出版)に書きました。
ぜひ、お読みください。

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