認知症に負けない生き方
新型コロナ感染拡大を防ぐために必要な物理的距離をとることが続くと、認知症になる人が増えるのではないかと心配しています。
しかし、認知症になったからといって、もうダメということは決してありません。
ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコさんはレビー小体型認知症ともいわれています。
映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したロビン・ウィリアムズは、うつ病やパーキンソン病で亡くなりましたが、レビー小体型認知症だったともいわれています。
しかし、認知症になったからといって、もうダメということは決してありません。
ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコさんはレビー小体型認知症ともいわれています。
映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したロビン・ウィリアムズは、うつ病やパーキンソン病で亡くなりましたが、レビー小体型認知症だったともいわれています。
知人の樋口直美さんは、認知症当事者としての本を書いていますが、最近も『誤作動する脳』(医学書院)という本を書きました。
幻聴や幻視があっても、彼女は負けていません。
認知症の友人、佐藤雅彦さんからは時々メールが来ます。
彼の言葉には、いつも刺激を受けています。
「役割がないと充実した人生は送れない」
「人の評価に惑わされない」
「一度しかない人生、失敗しても悔いはない」
どんな社会になったらいいと思いますかと聞くと、佐藤さんは、
得意なことを表現できる環境があること、といいます。
掃除が得意な人は掃除ができ、楽器演奏が得意な人は演奏を披露する環境があること。
得意なことを表現できる環境があること、といいます。
掃除が得意な人は掃除ができ、楽器演奏が得意な人は演奏を披露する環境があること。
「離れる」だけが強調されたら、佐藤さんが望んでいるような社会はやってきません。
離れてつながることが大事です。
離れても、社会的役割をもつことが認知機能を保つことになり、認知症になってもその人らしい生を支えることになると思います。
離れてつながることが大事です。
離れても、社会的役割をもつことが認知機能を保つことになり、認知症になってもその人らしい生を支えることになると思います。
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