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2020年5月 7日 (木)

実効再生産数を読む

昨日紹介したRt-Covid19 Japan都道県別新型コロナウイルスの実効再生産数によると、

東京が0.32
北海道が0.23
大阪は0.23
長野0.42

どの地域も0.5を切りだしています。
実効再生産数は、他の人に何人感染させるかという数字。
0.5だと、100人が5日後には50人になり、10日後には25人になり、15日後に12.5人、20日後には6.5人というふうに指数関数的に減少していきます。
出口戦略では、1を切った状態が4週間ほど続くことが望ましいと思います。
自粛を緩和していくときには、この実効再生産数の変動をみて手綱をしめたり緩めたりできればいいと思います。
怖いのは、一度緩めてしまうと、なし崩しになってしまうことです。

このサイトでは、実効再生産数の根拠になっている数式を明らかにしています。
政府の専門家会議も実効再生産数を示していますが、数式がわかりません。
考え方の違う専門家同士が議論するときに必要になるので、こうした専門的なこともオープンにしていくことが大切です。

 

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