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2020年5月13日 (水)

あたたかな活動を支援

母校・東京医科歯科大学では総力をあげて新型コロナ対策を行っています。
病院前にはテントを設置し、入院する患者さんたちのPCR検査を行い、院内感染を防いでいます。
今のところ、完璧に院内感染をコントロールできています。

東京医科歯科大学では、今まで重症患者74人をみてきました。
エクモの患者さんの救命率は80%。
日本では平均54%といわれているので、大変よい成績です。
中等症や重症の患者さんに対してリハビリも行っています。
患者さんの社会復帰のために重要なことですが、多くの病院ではリハビリまでする余裕はないと思います。

重症の患者さんは人工呼吸器をつけながら、座位姿勢で背中をタッピングしたり、関節可動域の訓練をしています。
中等症の患者さんには、理学療法士やリハビリの先生たちがかかと落としを指導している映像をみせてもらいました。

動画は近日中にアップします ぜひ、応援してほしいと言われ、ぼくが動画をつくることにしました。スクワットやかかと落としをすることは、血栓の予防やフレイルの予防になります。

風に立つライオン基金のさださましさんが、特別に
「いのちの理由」という歌をうたってくれました。
これは、患者さんと医師、看護師だけが聞ける特別なものです。

 

東京医科歯科大学では、精神科の先生が職員がコロナうつにならないように支え、緩和ケア病棟の医師が、患者の家族を精神的に支え、外科医、整形外科医、眼科医らはPCR検査に立ち合ったり、手一杯になっている看護師たちをバックヤードで助けたりしています。
施設もICUを全面的に改装し、合計4つの病棟を新型コロナの患者さんのために当てています。
感染の疑いのある人たちの入る病棟は、すべて個室にし、陽性者が陰性者に感染させないように徹底的に管理しています。
そんなコロナ最前線で闘う後輩たちに敬意をこめて、動画をつくりました。

風に立つライオン基金は、
新型コロナウイルス感染症対策 風の緊急特別応援 ということで募金をつのっています。
1200万円をかけて、病院や介護施設にマスクやガウンを送っていますが、お金が足りなくなっています。
ぜひ、応援をお願いいたします。

https://lion.or.jp/donation/

 

作成した動画は、近日中にこのブログにもアップして、
皆様にもご覧頂けるようにしようと思います。お楽しみに・・・。

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