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2020年6月 2日 (火)

今こそ、心をあたたかく!

『アハメドくんのいのちのリレー』(集英社)の増刷が決まりました。
瀬戸内寂聴さんがこんな帯を書いてくれました。
「人間はとてつもなくやさしい。
無限に許す。人間の愛は憎しみより強い。
そんな人間に生まれた誇りと喜びを与えてくれる世にも美しい、そして、悲しい絵本」

安藤俊彦さんの絵、ピーター・バラカンさんが英訳してくれた贅沢な本。
人間の心のなかに潜んでいる「獣」を暴れさせないようにするにはどうしたらいいのか、そんな思いで書きました。
教科書にも使われています。
今、コロナ危機のなかで、人間の行いの尊さを忘れないようにしたいものです。

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以前、ぼくは小さな書店を応援していた時期があります。
そのとき、知り合った尼崎市の小林書店の店主からはがきが届きました。
コロナ自粛で孤立せず「離れて、つながる」ための知恵を紹介した、NHKの番組を見てくれたようです。

「先日、NHKを拝見して、知り合い100人にはがきを書こうと思い立ちました。
電話でもなく、メールでもなく、ズームでもない、一枚一枚書いています。
みんなで必ずくる新しい日常のため、元気で乗り切りましょう。
いつも勇気をありがとうございます」

小林書店は、ぼくの記憶では、10坪もない小さな書店。
傘を売って生活を支えながら、それでも町の本屋さんとして灯をともし続けようとしています。


「2週間後の未来を変えられるように、今日もご協力をお願いします。
命より大切な食事会やパーティーはありません」
「ささくれだった言葉で自分自身を汚さないように。
心でコロナウイルスに負けてはいけません」

これは、日本テレビのアナウンサー藤井貴彦さんのコメントです。
心にささる、と話題になっています。
ぼくは、藤井さんがキャスターを務める「ニュース・エブリィ」で7年間、コメンテーターをしてきました。
スタッフからフジイさん、フジイさん、と尊敬されていましたが、ぼくと陣内さんは、タカヒコと親しみを込めて呼んでいました。

当時から、藤井さんのコメントのすごさは実感していました。
ドキドキするのです。
信頼が厚く、番組最後の1分間のコメントは、藤井さんに完全に任されていました。
被災地に行ったときには、被災した人に寄り添うコメントをしていました。
その藤井さんのコロナ語録が、評判を呼んでいます。

不安や苛立ちに支配されそうになる今だからこそ、
心をあたたかくする行為や言葉に大切にしたいと思います。

               ◇ 

本日2日の「ニュース・エブリィ」(日本テレビ、15.50~16.50)で、
風に立つライオン基金が他のNPOと協力して、
介護施設や福祉施設に医師を派遣し、感染対策のレクチャーをする活動が紹介されます。
ぜひ、ご覧ください。

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