生と死の間
『コロナ時代を生きるヒント』(潮出版)が
発売早々、いろいろなメディアで取り上げられています。
朝日放送ラジオの「おはようパーソナリティ道上洋三です」で紹介されました。
読者感想文もいただきました。
「鎌田先生はご自身の魂の旅を続けていらっしゃると同時に、
私たちに多様性やどんな状況にあっても今を生き続けることの尊さを教えてくれています。
達観せずに常にに旅の途上に身をさらして、風に吹かれている感じがします」
東北の施設のドクターからこんな感想をいただきました。
たしかに、72歳になっても達観しておりません。
「ピンピンひらり」という言葉は、とても共感していただいている感じがします。
この本を書いているときにいちばん面白かったのは、沖縄でユタやノロの話を聞いたことや、東日本大震災後、「幽霊」が出た石巻と「幽霊」の出ない唐桑半島、その差は何なのかということです。
生と死を断絶するのではなく、その間に「クッション」のようなものがある。
それはどんな役割をしているのか、この本で考えました。
読者感想文をくれたドクターは、それに気が付いてくれたように思います。
本日10日、「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)に午後2時25分ころから出演します。
この本が取り上げられます。
12日午前6時20分からの「日曜はがんばらない」(文化放送)でも、相方の村上信夫さんと「あの世」や「幽霊」の話を展開します。
どちらの番組でも、この本の読者プレゼントがあります。
ぜひ聴いてください。
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