« 発達障害と落語 | トップページ | コロナとイラク支援 »

2020年8月 8日 (土)

イラク製油所の復興支援

日揮ホールディングスばイラク最大級の製油所の設備の復興支援を4000億円で受注しました。
資金は、国際協力機構(JICA)が円借款で提供します。
日本によるイラク戦争後の支援としては最大級だといいます。

JIM-NETでは15年間、イラクの白血病の子どもや難民キャンプの子どもたちの命を救う活動を続けてきました。
今回、JCFともに、イラクの3つの病院、難民キャンプの診療所などに新型コロナウイルスを防御するための消毒薬や手袋、サージカルマスク、ガウンなど送ることを呼びかけ、クラウドファンディングで寄付を募ってきました。
目標額140万円に対して、約240万円集まり、さらに、支援してきたバスラの小児白血病センターに感染防護の資材を送るよう、支援枠を広げました。

Pic011m

長年の活動のなかで、イラクの石油が日本のエネルギーの生命線になるんではないかという思いもありました。
アメリカとイランの問題で、イランの石油が入らなくなり、石油埋蔵量では世界で5本の指の入るイラクの石油に、長期的に頼らなければならない可能性が強まっています。

たくさんの支援をいただいて、ぼくたちはイラクの子どもたちを救う活動をしていますが、これまでの支援や交流が、こうした流れの下支えになっているのではないかと思っています。

|

« 発達障害と落語 | トップページ | コロナとイラク支援 »